去る3月5日には、911クーペ向けに専用開発された「エアロキット」が、ポルシェエクスクルーシブマニュファクチャーから登場している。
ボディカラーや内装の仕立てはもちろん、パフォーマンスに至るまで、ユーザーの細やかな要望に対応するポルシェエクスクルーシブマニュファクチャーは、現在のところ「ポルシェセンター青山」と「ポルシェセンター名古屋」の2店舗がパートナー認定を受けている。
今回発売されたエアロキットは、ポルシェ911のGTモデルを想起させる固定式リアスポイラーや固定式リアウイングによって、911クーペのダウンフォースが大幅に向上される。
エアロキットのベースとなる「スポーツデザインパッケージ」は、すでにポルシェエクスクルーシブとして導入済みで、特徴的なデザインの専用フロントリップスポイラーや同じく専用となる新形状のエアインテーク&エアアウトレットなどを採用し、911のスポーティな性格が強調されている。
また、リアバンパーも専用デザインとなり、ナンバープレートの位置が通常よりも上がっている。
エアロキットとスポーツデザインパッケージは、エクステリアカラー仕上げもしくはハイグロスブラック仕上げ(パーシャル)が選べる。
さらにオプションで用意されるスポーツデザインのサイドスカートを選べば、路面を這うようなレーシングスタイルがさらに際立つだろう。
エアロパーツの開発はかなり入念で、ヴァイザッハのポルシェ研究開発センターにおける設計と機能の最適化に数か月を費やし、世界各地の様々な条件で行われたテストの走行距離は、実に9万キロを超えるという。
(zlatan)
画像元:ポルシェ・ジャパン
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