持続可能な17の開発目標・SDGsをご存知だろうか。
多くの企業や自治体が、目標実現に向けてさまざまな試みに取り組んでいる。

1947年以来、フレンチミリタリーをオリジンに機能的なシューズを開発しているシューズブランドPALLADIUM（パラディウム）から、この春、初めてリサイクル素材を採用した防水ブーツを発売される。

■ペットボトルをリサイクル、初めての環境配慮型防水ブーツ

1947年にフランスで生まれたブーツブランド「パラディウム」。1991年にエコシューズの発売をスタートし、フランスでは環境配慮型シューズのパイオニアとして知られている。

この春、そのパラディウムが、防水ブーツとしては初めてのエコ商品3モデル7カラーをリリースする。

新発売される防水ブーツは、フレンチミリタリーをルーツとするパラディウムのヘリテージであるパンパシルエットをベースにしている。70数年前、フランスの外国人部隊が着用したパラディウムのPAMPA HI（パンパハイ）は、その機能性と快適性で砂漠地帯を行軍する兵士を支えた。そのパンパの遺伝子を継いだのが、パンパシルエットだ。

アッパーにはペットボトルのリサイクルポリエステルを100%、アウトソールとトゥーキャップにはリサイクルラバーを15%使用。インソールの表面は80%、クッション部は85%がリサイクルポリエステルで、防水メンブレンやシューレース、ライニングなど各パーツもリサイクルポリエステルを採用している。また、靴紐の先端部のシューレースチップは、微生物が分解する素材になっている。まさにサステナブル（持続可能）な防水ブーツの誕生だ。

機能面では、ガセットタン（アッパーとシュータンが繋がった機能的構造）でサイドからの雨水を防ぎ、水蒸気を透過する防水メンブレンを採用。雨で滑りにくいようにシューズの底面にはラバーを貼り付け、グリップ力を強化した上で軽量。防水ブーツ3モデルのうち「EVO LITE+RCYCL WP+」のサイドジッパーは、止水ファスナーを採用した防水仕様。

環境配慮に一歩を踏み出したパラディウムは、今後もオーガニック/リサイクル素材のアイテムを増やし、持続可能な一足を増やしていくことで、地球をケアし、未来の世代へと繋いでいこうと考えている。

私たちが何気なく購入して飲んだ後には捨てているペットボトルが、機能性が優れたクールな防水ブーツに生まれ変わった。パラディウムの防水ブーツを活用することが、誰もが気軽にできるSDGsの第一歩となりそうだ。

■商品詳細

EVO LITE+ RCYCL WP+
サイズ：25.0-28.0・29.0 cm
価格：16,500 +tax

PAMPA LITE+ RCYCL WP+
サイズ：22.5-28.0・29.0 cm
価格：13,800 +tax

OX LITE+ RCYCL WP+
サイズ：22.5-28.0・29.0 cm
価格：11,800 +tax

PALLADIUM公式サイト https://www.palladiumboots.jp/

(冨田格）