「エビアン」がリサイクルプラスチック使用率10%のペットボトルを導入

日本では暖冬が続き、夏は猛暑日が続き、地球温暖化を改めて実感している人も多いだろう。この原因となっている1つは二酸化炭素の排出だ。

2018年1月、エビアン(R)は、2025年までに、すべてのペットボトル製品で、「リサイクルプラスチック」(使用済みのペットボトルを再生して作られたプラスチック)使用率100%を目指すことを宣言した。

この目標を達成するため、エビアン(R)は資源循環型の経済モデルを推進するイギリスのエレン・マッカーサー財団との協業を経て、大量調達→大量生産→大量販売→大量利用→大量廃棄といった「直線型」モデルから、リサイクル・再利用・再生産などにより資源の循環を図る「資源循環型」モデルへと移行する。

この「資源循環型」モデルでは、すべてのボトルが「リサイクルプラスチック」を使用して製造され、「バージン・プラスチック」(新たな天然資源を投入して作ったプラスチック)を一切使用しない。

これにより、潜在的に「ゴミ」となる可能性のあるプラスチックを、価値のある「資源」へと進化させることができるのだ。

現在、エビアン(R)で使用しているすべてのボトルは、「資源循環型モデル」に対応できるようデザインされており、100%リサイクル可能だ。

2020年3月より、日本でも、エビアン(R)のすべてのペットボトル製品において「リサイクルプラスチック」素材を10%使用したボトルを導入する。

 

マイボトルを持参する人が増えているが、会議で配ったり、仕事上ペットボトルを購入する機会もまだまだ多い。そういう時には、ぜひ地球にやさしい選択をしたい。

(Takako.S)

https://www.ellenmacarthurfoundation.org/