万葉の世界を感じるホテルが奈良に誕生する。
3月1日、古都、奈良のJR駅前に、雅で文化的な雰囲気のデザインと自家掘りの源泉を設えた都市型の心地良いホテル、「ダイワロイヤルホテルD-PREMIUM奈良」が開業する。
■奈良ならではの万葉集の世界へのいざない
「D-PREMIUM」はその地域の伝統や文化を活かしたインテリアデザインが特徴。「D-PREMIUM奈良」は平城京を想像するデザインを随所に採用した。
ホテルロビーへの入口は唐招提寺の文様を描く几帳をモチーフにした門柱が模られ、夕刻の灯りは万葉集にも詠われる真朱(しんしゅ)のカラー。フロントカウンターの背景の中にも吉野の山並みや“鹿”を描いた。
■JR奈良駅より徒歩約3分の立地に自家温泉を完備
ホテル地下から湧出した温泉の泉質は“単純温泉”なので身体に優しく、世界遺産を巡った後は、古代を想いながらゆっくりと流れる時間で、心身ともにリラックスできる。
万葉集の言葉を語る壁面は吉野桜が描かれ、浴槽がLEDライトに映されて鮮やかなモザイクを表現した女性浴場には、広々としたパウダールームも設置。
男性浴場の壁面にも万葉集に詠まれた松が枝をモチーフにした。
家族での利用に便利な広めの洗い場ブースも用意。
■平城京に想いを馳せる古代のイメージが溢れる客室
万葉集に詠まれる“真朱(しんしゅ)”(やや黒みのある鈍い赤色)や“青丹(あおに)”(暗く鈍い黄緑色)などの色が使われている部屋は、静謐と古雅な空間を醸し出す。
現代でも奈良公園の周辺に出没する鹿は人間と共存しながら、万葉集にも歌で詠まれ、“神鹿(しんろく)”と尊ばれ崇拝されてきたが、ホテルの部屋の中にも出現して心を和ませる。
■5か国語で応接するスタッフを配置
英語・中国語・イタリア語・ロシア語・スペイン語など外国人従業員を配置して、安心で満足のサービスを提供。また世界中の48か国語に対応する最新の外国語翻訳機も導入する。
■茶道、書道はじめ様々な文化の製作体験プログラム
「古(いにしえ)」と「今」をつなぐ学びの場、地域と旅行者をつなぐ出会いの場をコンセプトに、日本や奈良の伝統と長い歴史が育んだカルチャー体験ができるソーシャルコーナー。
有名ブランドや歴史ある店などによる有料の体験プログラムから、気軽な無料体験など数種類のプログラムを用意。
柿の葉寿司づくり / 奈良団扇・扇子づくり / ミニ畳づくり / 「高山茶筅」を使用した茶道体験 / 「奈良墨」による書道体験 / 空手・座禅体験など
■高品質なサービス環境
シモンズベッドや今治ブランドのタオルなど最新の設備とアメニティグッズを用意。
ユーチューブやミラーリングなどのマルチメディア機能が楽しめる50~65インチの大型4Kテレビを導入。また、新型冷暖房システム「眠リッチ」を導入(一部客室)。
赤外線を利用した放射冷暖房システムを採用し、風を感じず、最適な睡眠環境を提供。身体の冷やし過ぎや暖め過ぎを防ぎ、睡眠時の身体に負担をかけない温度管理を可能にし、優れた静音性も実現した。
奈良駅前の便利な立地、温泉のあるホテルでいにしえの時に思いを馳せてみては。
ダイワロイヤルホテル D-PREMIUM 奈良:https://www.daiwaroyalhotel.jp/nara
(MOCA.O)