ジープの中核モデル「チェロキー」が全モデルでレザーシートが標準に

現行ジープは第4世代にあたり、2018年10月にデザイン刷新を中心としたマイナーチェンジを実施。現代風にアレンジした7スロットグリルや最新のLEDライトなどを採用し、よりアグレッシブかつ精悍な佇まいを獲得している。

それと同時に装備の充実も図り、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応した第4世代のUconnectやアルパイン製プレミアムサウンドシステム、ハンズフリーで開閉できる電動リフトゲートなどを採用している。

運転支援システムは、歩行者検知機能を付加した衝突被害軽減ブレーキをはじめ、アダプティブクルーズコントロール、ブラインドスポットモニター、リアバックアップカメラなどが全モデルで標準装備となる。

モデルラインナップは、ベースグレードの「ロンジチュード」、快適装備が充実した「リミテッド」、悪路走破性に優れた「トレイルホーク」という分かりやすい構成としている。

今回の仕様変更では、「ロンジチュード」と「トレイルホーク」のシート表皮をファブリックからレザーへとアップグレードし、前席シートヒーターも追加。また、後席のスライド機構や後部プライバシーガラス、セキュリティアラーム(盗難発生警報装置)も新たに採用している。

パワートレーンは、「ロンジチュード」が2.4L自然吸気エンジン(177ps/229Nm)、「リミテッド」と「トレイルホーク」が2.0L直噴ターボエンジン(272ps/400Nm)を搭載。ターボ車も含め、すべてレギュラーガソリン仕様となる。

トランスミッションは全モデルでパドルシフト付きの9速ATを組み合わせ、駆動方式は信頼と実績の4×4システムを採用する。

■グレードならびに価格
ジープ・チェロキー ロンジチュード=449万円
ジープ・チェロキー リミテッド=496万円
ジープ・チェロキー トレイルホーク=499万円

(zlatan)

画像元:FCAジャパン