誰もが心を痛めた、首里城の火災。
「ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城」では、首里生まれの食材を用い“首里復興応援”の思いをあらわしたスイーツを提供する。また、首里城再建を支援する、泡盛が愉しめるディナーイベントも開催。
■首里復興応援スイーツ
首里城公園の公開範囲拡大とともに、首里には観光客も徐々に戻りつつある。首里で生産されている優れた品質の食材を用い、新たなメニューを開発することで地域の活性化を応援し、復興への願いを共有したいと考えた。
どちらのスイーツにも、首里産のはちみつ(新垣養蜂園製「首里王朝蜂蜜」)、味噌(玉那覇味噌醤油製「王朝味噌」)、泡盛(瑞泉酒造製)が使われていることが特色。
場所: グランドキャッスル カフェ
時間: 9:30~20:00 ※完売の場合は早く終了
■テイクアウトケーキ 「すいんちゅ」1個450円(税別)
アーモンド風味のスポンジケーキの間に、泡盛レーズン、紅芋、泡盛レーズンチョコレートの3種類のクリームを挟んだ、リッチな味わいのケーキ。ケーキの上にははちみつを絡めた味噌ビスコッティのクランブル、片側を朱の色に染めたホワイトチョコレートのモチーフを載せた。
すいんちゅとは『首里の人』の意味。「すい」は首里の昔ながらの呼び名だ。
■イートインケーキ 「しゅりんくりん」1,200円(税金・サービス料別)
チーズ風味のムースとはちみつアイスクリームに、梅酒のジュレやベリー類、レーズンと泡盛のソースで大人好みの芳醇な味に仕上げたデザートプレート。アイスの上に載っているのは、ラズベリーのチュイール。仕上げにかけるベリーソースとともに、鮮やかな赤の色彩には首里城への思いも込められている。
首里の魅力を一皿に凝縮し『あれもこれも』を意味する「ありんくりん」と「首里」とを掛けて命名した。
■首里町(すいまち)と泡盛の夕べ
首里の味覚を豊富に取り入れた会席(8品)と、琉球王朝時代からこの地が誇る泡盛が堪能できるディナーイベント。季節を映し、泡盛との相性も考え抜かれた沖縄の伝統的な味覚を、日本料理「富士」料理長の山川 宗広(やまかわ・むねひろ)が心をこめて用意。
泡盛は首里の「瑞泉」「瑞穂」「識名」の三つの酒造所がコラボレーションし、首里城再建を支援する商品「ひやみかさ首里城」が味わえる。
当日は、首里振興会で理事長も務める、瑞穂酒造株式会社 代表取締役の玉那覇 美佐子氏をゲストスピーカーとして招き、首里の街そして泡盛にまつわる様々なエピソードを披露する。
日時: 2020年3月6日(金)18:30~21:00 ※要予約(3日前まで)
場所: 日本料理「富士」(3階)
料金: 一人 6,000円(税金・サービス料込)
■ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城について
世界遺産「首里城」跡に最も近く、那覇市街を一望する首里の丘に建つフルサービス型ホテル。観光の定番・国際通りや、ビジネスの中心地への恵まれたアクセシビリティが魅力。
「コンテンポラリー琉球スタイル」をコンセプトにし客室は、琉球文化と沖縄の自然美、現代的なセンスとが融合した寛ぎの空間。
首里の伝統的な味覚を味わってみては。
URL:https://www.doubletreeshuri.jp/
(田原昌)