未来のテレワーク!?“分身ロボット”が働くカフェが期間限定で登場

ロボットがホテルなど様々な場所で活躍するようになった昨今。渋谷に“分身ロボット”が働くカフェが登場する。

2020年1月16日(木)〜1月24日(金)の期間限定で、オリィ研究所とカフェ・カンパニーが渋谷「QFRONT」7Fの「WIRED TOKYO 1999」で実施するのは、分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」が実際にカフェのサービススタッフとして働く「分身ロボットカフェDAWN Ver.β(ドーン・ヴァージョン・ベータ)」。

「あらゆる人たちに、社会参加、仲間たちと働く自由を。」というヴィジョンのもとに、オリィ研究所が開発・提供を手掛ける分身ロボット「OriHime」をALS等の難病や重度障害で外出困難な人々が遠隔操作で動かし、サービススタッフとしてカフェの接客を行う。

いわば新たなテレワークの可能性を模索する社会実験だ。

今回のプロジェクトは、「動けないが働きたい」と思う人々がいることを知ってもらうことと共に、人々の社会参加を妨げている課題をテクノロジーによって克服していく為に社会そのものの可能性を拡張していくことを目的にしている。

昨年12月に「WIRED SHIBUYA」での実証実験を経た両社の取り組みだ。

◾︎実施に至った背景

ちなみに、カフェ・カンパニーは、AIによる画像分析技術の導入などによる「未来のカフェの在り方」や、「外食産業での人材不足」という課題などを解決する為の「働き方のデザイン」など、新たなチャレンジに積極的に取り組む企業。

 

また、オリィ研究所が手掛ける分身ロボット「OriHime」は、「あらゆる人たちに、社会参加、仲間たちと働く自由を。」というヴィジョンのもとに、ALSなどの重度障害者、様々な事情で外出が困難な人たちが遠隔操作で実際に分身ロボットを動かし、カフェを運営するという実証実験を2018年より各所で取り組んでいる。

 

そこで、これからの未来に向けて、あらゆる方の社会参画を可能にし、働き方の可能性を拡張していく為に、両社で取り組むこととなった。

未来のテレワークの姿を直にその目で確かめてみてはいかがだろう?

「分身ロボットカフェDAWN Ver.β in WIRED TOKYO 1999」実施概要
分身ロボットカフェDAWN公式サイト https://dawn2019.orylab.com/