若年層からシニアまで愉しめる軽オープンスポーツ、「S660」がマイナーチェンジ

S660は、絶対的なパワーは小さいながらも、MR(ミッドシップエンジン・リアドライブ)レイアウトの採用によって“曲がる愉しさ”を追求したスポーツモデルとなる。また、肩ひじ張らずに愉しめる操作性や維持費がリーズナブルなところも美点に挙げられるだろう。

今回の改良では、フロントピラーをボディ同色としながら前後ライトのカラーを変更。αグレードでは、アクセサリーライトも追加した。また、ボディカラーには新色の「アクティブグリーン・パール」と「アラバスターシルバー・メタリック」を加え、全7色から選べるようになった。

内装では、ステアリングホイールとシフトノブの表皮にアルカンターラを採用して上質感を高めている(αグレードのみ)。

また、ベース車の改良に合わせて、「S660 Modulo X(モデューロ エックス)」にも手が入っている。

外装では、ドアミラーカバー色をブラックパールとし、アルミホイールも新たにブラックスパッタリング仕上げに。一方の内装では、専用アルカンターラ×本革ステアリングホイールをはじめ、スポーツシートのデザイン変更やアルカンターラ採用パーツの拡充(サイドブレーキカバーやシフトブーツ)などを施している。

搭載するパワートレーンは、660ccの直3ターボエンジン(64ps/104Nm)に6速MTもしくはパドルシフト付きのCVTを組み合わせる。

■グレードおよび価格
S660 α=232万1,000円(6MT/CVT)
S660 β=203万1,700円(6MT/CVT)
S660 Modulo X=304万2,600円(6MT/CVT)

(zlatan)

画像元:ホンダ技研工業