2代目となる新型ハスラーは、キープコンセプトな外装デザインを採用しつつ、大胆な内装デザインや新開発パワートレーンなどを採用し、初代に負けないワクワクを提案している。
外装は丸型ヘッドランプやフロントフェイス全体から受ける印象こそ先代を踏襲したハスラーらしさ満点だが、よく見ると各ピラーを先代よりも真っすぐ立てつつ、またブラックアウトしていた先代からボディ同色へと変更し、よりスクエアでがっしりとしたイメージを強調している。
ボディカラーは全11色が用意され、ガンメタリック・ツートーン3色、ホワイト・ツートーン3色、モノトーン5色から選ぶことができる。
内装では、3連インパネカラーガーニッシュやカラーアクセントシート、4.2インチカラー液晶メーターなどが、タフな世界観や遊び心を演出。インパネやドアトリム、シートには、ボディカラーに対応した3色(バーミリオンオレンジ、デニムブルー、グレーイッシュホワイト)のアクセントが設定されている。
また、軽量&高剛性を両立した新世代プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」の採用により、ホイールベースを35mm延長することで後席足元を広げ、前席左右間の距離も30mm拡大されている。
そのほか、スポット溶接部にスズキとして初めて「構造用接着剤」を採用し、こもり音や雨音を低減する「高減衰マスチックシーラー」を軽自動車で初めて採用するなど、向上した操縦安定性や乗り心地、静粛性にも期待がふくらむ。
658ccのエンジンは、新開発の自然吸気(49ps/58Nm)もしくは既存のターボ(64ps/98Nm)という2種類。いずれも新開発のCVTとモーターを組み合わせたマイルドハイブリッド(2.6ps/40Nm)を搭載する。
燃費はWLTCモードで、NA車が25.0km/L(FF)/23.4km/L(4WD)、ターボ車が22.6km/L(FF)/20.8km/L(4WD)。4WD車では「グリップコントロール」や「スノーモード」、「ヒルディセントコントロール」を標準装備する。
運転支援システムの充実ぶりも目覚ましく、夜間の歩行者も検知するステレオカメラ方式の衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」をはじめ、誤発進抑制(前進/後退)、車線逸脱警報、ふらつき警報、ハイビームアシストなどを標準装備する。
ターボ車にはさらに、全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールと車線逸脱抑制機能が標準装備となる。
■グレードおよび価格
HYBRID G=136万5,100円(FF)/149万9,300円(4WD)
HYBRID G ターボ=145万9,700円(FF)/159万3,900円(4WD)
HYBRID X=151万8,000円(FF)/1,652,200円(4WD)
HYBRID X ターボ=161万2,600円(FF)/174万6,800円(4WD)
(zlatan)
画像元:スズキ
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