将来の人生における、漠然としたお金に対する不安や、投資することへの不安。それらをどう考えているのか、松井証券による意識調査が発表された。

■お金や資産形成について
就職、転職、結婚、出産、育児といった人生における大きなイベントは、ライフプラン、将来のお金の使い方、資産形成などを考え始めるきっかけになる。

今回、松井証券が20代～40代の転職経験者を対象にアンケート調査を実施したところ、7割が転職活動時に資産形成の必要性を感じ、3割が実際に開始したと回答し、「転職」が大きなきっかけになっていることが分かる。

また、お金の不安については、近い将来への不安以上に、老後に対する不安が大きく、資産形成については、投資に関する知識・商品への理解等「分からない」が故の心理的なハードルが高いといった傾向が明らかになった。

■調査結果の概要
Q1：転職活動時、資産形成・資産運用の必要性を感じたか
69％が資産形成・資産運用の必要性を感じ、32％が実際に開始。

Q2：資産形成・運用を考えたタイミング
半数以上が、転職活動中に資産形成・運用について考えている。

Q3：お金に関する不安についてあてはまるもの
第1位に「老後資金が準備できるか心配（74％）」と、現状や近い将来への不安よりも、老後の不安が大きい傾向。

Q4資産形成・運用についてどのようなイメージを持っているか
「投資の判断や情報収集など勉強が必要（69％）」「買い時・売り時が分からない（62％）」など、「分からない」が故の心理的なハードルが高い傾向にある。

ライフプランに対して、不安や疑問を感じている人は多い。一度プロに相談してみては。

特設サイト：https://www.matsui.co.jp/event/life-event-top/

（田原昌）