6人乗りの新型クロスオーバーSUV「キャデラック XT6」が年明けとともにデビュー

新型キャデラック XT6は、6人乗りの3列シートを備えたブランニューSUV。プラットフォームは「XT5」と共有しつつ、より柔軟に多様なライフスタイルに応える仕立てとされている。

ボディサイズは全長5,060×全幅1,960×全高1,775mmで、「XT5」と比べると235mm長く、45mmワイドで、75mm背が高い。

キャデラックSUVの次世代デザインをまとう点は「XT5」と同様だが、ヘッドライトとポジションライトがつながっているように見える「XT5」に対し、新型XT6はキリッと鋭いヘッドライトと縦基調のポジションライトがはっきりと分かれた個性的なフロントフェイスを構成する。

セミアニリン仕上げの本革シートをはじめ、ウッド装飾やルーフライナーのスウェードなど、クラフトマンシップ溢れる空間は実にラグジュアリー。また、14個のスピーカーを備えたBOSE製サウンドシステムが、キャビン全体に豊かな音場をもたらす。

室内スペースのゆとりはクラストップレベルで、2列目の電動可倒式キャプテンシートの間を通り、気軽に3列目シートへとアクセスできる。3列目シートは電動可倒+倒立式なので、大きな荷物を積むときなどのアレンジ性もバツグンだ。

パワートレーンは、XT5と同様に新世代の3.6L・V6エンジン(314ps/368Nm)+9速AT+AWDを搭載。コースティング時には6気筒から4気筒モードへと切り替わり、エネルギー効率を高める。

運転支援システムは、歩行者にも対応する緊急時の自動ブレーキ(フロント/リア)、リアカメラ、アダプティブクルーズコントロール、サイドブラインドゾーンアラートなど、20以上もの機能を標準装備する。価格は870万円。

また、同時設定される特別仕様車「XT6 ナイトクルーズ エディション」では、専用ボディカラーのサテンスティールメタリックや、ジェットブラック内装×ブロンズカーボンのアクセントを採用。さらに、熱感応式赤外線センサーによる安全機能「ナイトビジョン」を特別に装備する。価格は910万円。

(zlatan)

画像元:GMジャパン