スイスの「ファーブル・ルーバ」から新作腕時計「レイダー・ハープーン42」登場

未来のデザインを継承したダイバーズウォッチ「レイダー・ハープーン」より、待望のミドルサイズモデルが登場。

 

潜水時間(分)を計測するために存在するのは、分針のみ。短針の代わりに存在するのはアワーリング(時)。センターで回転するのは秒ディスク。

過去から受け継がれた頑丈なケースと小型化に成功したモジュールにより、21世紀の機械式時計はさらなる進化を遂げた。

■時刻の見方

左の図が12:00で、右の図が2:15を表している。(秒はともに35秒)

分針は通常の分針だ。

時は文字盤外周のアワーリングから読み取る。アワーリングはゆっくりと回転していて、分針の先にある数字から、現在時刻を確認する。

左の図は分針の先が、アワーリング上の数字の12を指しているので12時。右の図は分針の先が、アワーリング上の数字の、2と3の間にあるので2時。

秒は、回転する秒ディスクが秒針の役割を果たしている。

この写真の時刻は、10時8分15秒。

なお、分針、アワーリング、秒針には夜光塗料(スーパールミノバ)が塗布されているため、水中や暗所でも高い視認性を誇る。

■レイダー・ハープーン42

「レイダー・ハープーン42 」は「ファーブル・ルーバ」の最新鋭ダイバーズウォッチ「レイダー・ハープーン」の新しいバリエーションだ。

従来のレイダー・ハープーンのケース径46mm(500m防水)に対し、日常生活でも使うことを想定したケース径42mm(300m防水)を有する。

もちろん、ダイバーズウォッチのISO規格を満たしており、潜水時間(分)を測定するための「逆回転防止ベゼル」や、駆動の確認には 「秒針」の代わりにセンターで回転する「秒ディスク」を採用している。秒ディスクは水中での分針の読み取りを妨げない。また2時位置には、飽和潜水に対応したヘリウムバルブがある。

一本針の分針とアワーリングの組み合わせによる斬新な時刻表示を支えるのは、ファーブル・ルーバの伝統のレトロフューチャーデザイン。1970年代の宇宙開発が盛んだった頃、人々が描いた未来像を反映したデザインだ。その象徴ともいえるディテールが「頑丈なクッションケース」、「14角形の風防リング」、「高い視認性を誇る分針とインデックス」だ。

 

■スペック
「不要なものをすべて排除し、残ったものを見直し、再設計する。そして生まれた究極のダイビングウォッチ。針は1本のみ。 その針だけで水中の世界を探索するのに必要なすべてが手に入る、もちろん陸上でも。」

 

ケース径:42mm (ミドルサイズ)
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色:2種類(ブルーもしくはブラック/オレンジ)
防水性:300m

価格:ラバーストラップモデル 385,000円(税別)、ステンレススティールブレスレットモデル 435,000円(税別)

発売日:2019年12月20日(金)

 

無駄を削ぎ落とした究極のダイバーズウォッチで海中を楽しもう。

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