レオナルド・ダヴィンチ没後500周年を記念した特別限定品

今年2019年が、名画『モナ・リザ』の作者として知られるレオナルド・ダヴィンチ(1452‐1519)の没後500周年にあたることをご存知だろうか。

絵画のみならず、彫刻・建築・物理学・天文学など様々な分野に精通する“万能の天才”レオナルド・ダヴィンチ。

このルネサンスの偉人に敬意を表して、イタリア最大のカロッチェリア(イタリア語で馬車や自動車の車体をデザイン・製造する業者)ピニンファリーナ社がプロデュースする筆記具コレクションが日本でも発売となった。

◾︎イタリア最大のカロッチェリア「ピニンファリーナ社」の筆記具コレクション

ピニンファリーナ社とは、 1930年、イタリアでバッティスタ・“ピニン”・ファリーナが創業した自動車や工業製品のデザイン・製造を行う企業。代表的なデザインプロダクトはあの高級車「フェラーリ」だ。現在は車のみならず、船、電車、バイクからオフィス家具、エスプレッソマシンにいたるまで幅広いデザインを手がけている。

今回、日本で発売されるのが、ピニンファリーナ社がプロデュースする筆記具コレクション。主力商品のインクレスペンは、特殊合金「イーサーグラフ」のペン先が紙との摩擦によって筆跡を残す画期的な筆記具。

開発のヒントになったのは、鉛筆が発明されるより前のルネサンス時代に使われていた「シルバーポイント」と呼ばれる技術。当時、レオナルド・ダヴィンチやラファエロなどの芸術家たちは、細い線を描くのに銀を用いていたが、準備として紙の表面に特殊な処理が必要だった。これを普通の紙にも書けるように改良し、現代に蘇らせたのがピニンファリーナのインクレスペンだ。

インクレスペンは、インク切れの心配がなく、手や服を汚すこともない。書き味は硬めなので、長文を書くためと言うよりは、メモやデッサン、アイデアをビジュアル化するのに最適だ。鉛筆ともボールペンとも違う独特の書き味とロマンチシズムを楽しめそうだ。

それでは、ピニンファリーナ社のレオナルド・ダヴィンチ没後500周年記念筆記具コレクションをご紹介しよう。

◾︎ピニンファリーナ・カンビアーノ ダヴィンチ没後500周年

「インクのいらないペン」ピニンファリーナ・カンビアーノの限定パッケージ。ペンスタンドにもなる木箱には、ダヴィンチの自画像がロガリズミック・スパイラル(渦巻線)上に並んだ点で描かれている。

●インクレスペン 本体

500周年限定インクレスペン 自画像 ¥18,000+税

ピニンファリーナ・カンビアーノの流麗なデザインはそのままに、日常使いしやすいボールペン芯を搭載したヴァージョンも用意されている。インクレスペンと同様、ダヴィンチの自画像を描いた限定パッケージ入り。

●ボールペン 本体

500周年限定ボールペン 自画像 ¥17,000+税

◾︎ピニンファリーナ・カンビアーノ ダヴィンチ没後500周年 BOXセット

すべて木でできたペン軸には、レオナルド・ダヴィンチの特徴的な“鏡文字”(左右反転した文字)のサインが刻印されている。インクレスペンと相性の良いストーンペーパーのメモパッドと、ダヴィンチの業績を紹介したブックレットがセットされている。

●インクレスペン ペアウッド 本体(表)

●インクレスペン メープル 本体(裏)

ダヴィンチ没後500周年 BOXセット ペアウッド/メープル 各¥12,000+税

◾︎ピニンファリーナ・カンビアーノ ダヴィンチ没後500周年 2本セット

ピニンファリーナ・カンビアーノの2本(インクレスペン、ボールペン)セット。パッケージのデザインは、1474年に描かれた『手の研究』をモチーフにしている。ダヴィンチのデッサン力の高さを示すだけでなく、2つの箱を並べかえても絵がつながるという遊び心あるデザインとなっている。

●ピニンファリーナ・カンビアーノ ダヴィンチ没後500周年 2本セット パッケージ

ダヴィンチ没後500周年 2本セット ¥35,000+税

“万能の天才”レオナルド・ダヴィンチの偉業に思いを馳せながら上質なペンを使う、大人ならではの至福の時が過ごせそうだ。

ダイヤモンド株式会社

ピニンファリーナHP  https://diamond.gr.jp/brand_dia/pininfarina-segno/

(冨田格)