平成7(1995)年1月17日に発生した阪神・淡路大震災。神戸ルミナリエは同年12月に初めて開催され、今回で25回目。
■神戸の復興・再生への夢と希望を託して「神戸ルミナリエ」が始まった
「神戸ルミナリエ」は、兵庫県南部地方を襲った阪神・淡路大震災の記憶を次の世代に語り継ぐ、神戸のまちと市民の夢と希望を象徴する行事として開催。
大震災が起こった年の12月、年初の悲しい出来事による犠牲者への慰霊と鎮魂の意を込めた「送り火」として、また、間もなく新しい年を迎える神戸の復興・再生への夢と希望を託して「神戸ルミナリエ」が始まった。
未だ震災の影響が色濃く残り、復旧途上にあった神戸の夜に初めて灯った、イタリアからやってきた荘厳な光の芸術に連日感嘆の声があがり、震災で打ちひしがれた神戸のまちと市民に大きな感動と勇気、希望を与えた。会期終了直後から継続を求める強い声が市民や各界から寄せられ、翌1996年の開催が決定した。
■今年は、12月6日から12月15日の10日間
2019年12月6日(金)から12月15日(日)まで「第25回神戸ルミナリエ」を開催。会場には飲食ブースを34店舗のほか、公式グッズや銘菓を販売するブースを展開する予定。
そのほかジャズなどのステージや兵庫・神戸のグルメイベントも実施。点灯式は、2019年12月6日(金) 17:45~18:01頃行われる。
■「第25回神戸ルミナリエ」
開催期日:2019年12月6日(金) ~ 12月15日(日)10日間
開催場所:旧外国人居留地および東遊園地
点灯時間:月曜日~木曜日18:00頃~21:30 / 金曜日18:00頃 ~22:00 / 土曜日17:00頃 ~22:00 / 日曜日17:00頃 ~21:30
作品テーマ:「希望の光に導かれて、25年」(Da 25 anni, guidati dalle luci della speranza)
■神戸ルミナリエとあわせて楽しみたい!話題のナイトスポット
【六甲山から観る神戸夜景 –NIGHT VIEW TOUR-】日本トップレベルの夜景をバスツアーで
光に包まれた街、神戸。この美しさは、海と山に包まれた自然と異国情緒あふれる街並みが生み出す神戸ならでは。山から眺める神戸夜景は1000万ドルと称される日本トップレベルの夜景。六甲ガーデンテラスでのワンドリンクサービス付き!※予約必須
http://www.tabitabi-hyogo.jp/goods/kobe_yakei201910-03/
【ルミナス神戸2 クルーズ&神戸ナイトサーフィン Enjoy KOBEプラン】神戸クルーズと夜の街を満喫!
海上クルーズでサンセットを楽しんだ後、夜の神戸の街に繰り出そう!神戸在住のガイドとともに歩いて、食べて、飲んで、楽しい神戸の夜を体験。※予約必須
https://www.luminouskobe.co.jp/event/nightsurfing.html
【KOBE JAZZ WALK with Kobe Luminarie】ジャズの街・神戸ならではの1日限定イベント
ジャズの街・神戸。神戸には多くのジャズライブスポットが点在する。それらのスポットが連携した恒例の“はしごJAZZ”イベント「KOBE JAZZ WALK」が、今年は神戸ルミナリエにあわせて12月14日に開催!神戸ルミナリエに行く前に、神戸のジャズを堪能してみて。
http://jazztownkobe.jp/yearlyevent/kobe-jazz-walk-2019-winter/
【ポートアイランド設置の「BE KOBE」】神戸で人気のモニュメント、今年2代目を新設。ポートアイランドの西側に位置する「ポーアイしおさい公園」に新設された「BE KOBE」モニュメント。夜間にはライトアップし幻想的になる。
「BE KOBE」は、阪神・淡路大震災から20年をきっかけに生まれた、「神戸の魅力は人である」という思いを集約したシビックプライド・メッセージ。2017年4月に1つ目のモニュメントがメリケンパークに設置され、若者を中心にSNSで広まりを見せるなど人気の観光スポット。
震災からの復興と再生を神戸ルミナリエで希望の光とともに感じてみては。
神戸ルミナリエ:http://kobe-luminarie.jp/
(MOCA.O)