ランドローバーの本格オフローダー、「ディフェンダー」が鮮やかに復活!

新型ディフェンダーは、ひと目で「DEFENDER」とわかるシルエットを継承しながら、新時代にふさわしいスタイルを構築。ルーフ後方に取り付けた「アルパインライト」ウィンドウや横開きのテールゲート、外付けスペアタイヤといったオリジナルの特徴を新たなカタチで表現している。

ボディ骨格には、極限環境向けに新開発した軽量アルミモノコック構造の「D7x」を採用。従来のラダーフレームと比べて約3倍ものねじり剛性を実現し、ランドローバー史上もっとも頑強なボディを獲得したという。足回りは前後とも独立懸架式を採用し、コイルサスペンションまたはエアサスペンションが選択できる。

ボディタイプは先代と同じく3ドアの「90」と5ドアの「110」を用意し、ボディサイズは「90」が全長4,583×全幅2,105×全高1,974(コイル)/1,969(エア)mmで、一方の「110」が全長5,018×全幅2,105×全高1,967mmとなる。

パワーユニットは、「ローンチ・エディション」が搭載する2.0Lの直噴ガソリンターボ「P300(300ps/400Nm)」を皮切りに、よりパワフルな「P400」や直噴ターボディーゼルの「D200」などが順次導入され、さらにはPHEV(プラグインハイブリッド)仕様も控えている。

トランスミッションはハイ⇔ローモードが切り替え可能な8速ATが組み合わされ、駆動方式はもちろんフルタイム4WDとなる。

また、新採用の「コンフィギュラブル・テレイン・レスポンス」や「テレイン・レスポンス2」、まるでボンネットがないかのようにフロント下180度の視覚を確保する「ClearSightグラウンドビュー」などによって悪路走破性を“再定義”しながら、オンロードでの快適性を高めている点も特徴となる。

インテリアデザインは、武骨と上質と実用性を巧みにバランス。ジャガー・ランドローバーとして初採用のインフォテインメントシステム「Pivi Pro」をはじめ、スマホのワイヤレス充電やリストバンド型のアクティビティキーといった現代的な装備も採用されている。

さらに、シフトレバーをダッシュボードに取り付けて、前席を3人掛けとする「ジャンプシート」もオプション設定。「90」では5シート/6シート、「110」では5シート/6シート/5+2シートが選択できる。

そのほか、多様なパーソナライズに応える4種のアクセサリーパック(エクスプローラーパック/アドベンチャーパック/カントリーパック/アーバンパック)も用意される。

■グレードおよび価格
90 スタートアップ・エディション=491万2,000円~680万9,000円
110 スタートアップ・エディション=596万7,000円~810万1,000円

(zlatan)

画像元:ジャガー・ランドローバー・ジャパン