リーズナブルなスーツは多いが、品質の良さとは、スーツの生地を見ればすぐわかるものだ。
自分が納得できるよいものを選びたい。
1865年にイタリア・ビエラで創業した服地メーカーREDA社。原毛の仕入れから仕上げまでを一貫して自社で行う、今では希少なスタイルの老舗。近代化にいち早く取り組んだことでも知られ、「REDA ACTIVE」などハイテク生地分野でも注目されている。
伊勢丹新宿店にて、「REDA」のPOP UPを開催中だ。
美しいメランジが特徴の1968年のアーカイブを、REDAの銘品であるスーパー150’sの原毛を用いたクオリティ「REDA MAIOR(レダ マイヨール)」で復刻する。
柔らかな光沢と豊かなメランジ感を合わせ持った、全12色の三越伊勢丹限定コレクションを紹介。
この期間より、各ブランドにおいてはREDA MAIORを使用した別注品を販売、メイドトゥメジャーにおいてはお好みの生地からテーラーモデルをオーダーすることも可能だ。
■その他アイテムは参考商品
■1968年のアーカイブへのこだわり
1968年のアーカイブにこだわったのは理由があり、この年はREDA社が大洪水による壊滅的な打撃を被った年で、この出来事が近代化へと舵を切る契機となった。
奇しくも、イセタンメンズの前身「男の新館」がオープンしたのも1968年であり、両社の特別な年がつないだ別注と言えるだろう。
■ARでREDAを知る
期間中、本企画の別注品を販売している、ブランドのショップに設置されたPOPから、REDAへの思いを語るAR動画を店頭で見ることが出来る。
スマートフォンアプリ「COCOAR2」をダウンロードし、アプリのカメラでPOPに貼付されたARマーカーを読み取ると、REDAにまつわる様々な物語を見ることができる仕掛けとなっている。REDAにまつわる様々な物語や、ブランドのREDAに対する想いを動画で是非見てほしい。
拠点となるのは、「メイドトゥメジャー、アルチザン工房、ダーバンオンブラーレ、ヒッキーフリーマン、リチャードジェームス、トゥモローランド、アクアスキュータム、Jプレス、マッキントッシュロンドン」の計9か所にPOPを設置している。
店頭のトルソーにディスプレイされたREDAの別注アイテムと、POPに隠されたREDAの動画による物語を楽しみながらフロアを1周してみては。
期間:2019年11月13日(水)~26日(火)までの2週間