今回のマイナーチェンジでは、C-HRの特長であるデザインと走りにさらなる磨きをかけている。まずデザインでは、エアインテークを左右に広げるとともに、従来までロアグリル内にあったフォグランプをエアインテーク上部に配置し、ワイドスタンスを強調した。
さらに「G」と「G-T」グレード、新たに加わった“GR SPORT”では、デイライトとターンランプの機能を兼ねるLEDクリアランスランプや、ウインカー操作時に内側から外側に流れるように点灯するシーケンシャルタイプのリヤコンビネーションランプを採用している。
ボディカラーには新色として「エモーショナルレッドⅡ」と「オレンジメタリック」を加え、モノトーン8色&ツートーン8色の全16色(“GR SPORT”は全11色)を揃える。
内装色には新たに「オーキッドブラウン」を加えた(「G」と「G-T」)。
また、スマートフォンと連携できるディスプレイオーディオや車載通信機・DCMを全グレードで標準装備し、つながる機能を充実させている。
走りの面では、FFの1.2Lガソリンターボ車(116ps/185Nm)でマニュアルトランスミッションも選べるようになった。搭載する6速iMT(インテリジェントMT)は、コンピューターがドライバーのクラッチ&シフト操作にあわせて最適なエンジン回転数になるように制御するため、MT操作に苦手意識のある方でも馴染みやすいだろう。
そして、FFの1.2Lガソリンターボ車とハイブリッド車に新設定された“GR SPORT”は、シャシー強化によってスポーツ性能を高めたグレードとなる。
具体的には、フロア下にセンターブレースを追加してボディ剛性を強化するとともに、GR専用チューンの電動パワステや前後サスペンション、19インチタイヤを採用。ステアリング操作に対する応答性や路面追従性を高め、スポーティかつフラットな乗り味を実現しているという。
また、GR専用デザインのフロントマスクをはじめ、小径ステアリングホイールやスポーツシート、金属調ダークシルバー塗装のインパネ、各種エンブレムなど、いずれもGR専用のアイテムが奢られる。ガソリン車は6速iMTの一択で、CVTの設定はない。
■グレードおよび価格
・ガソリン車
S-T=236万7,000円(FF・6速MT)/240万円(FF・CVT)/259万8,000円(4WD・CVT)
G-T=263万2,000円(FF・6速MT)/266万5,000円(FF・CVT)/286万3,000円(4WD・CVT)
S-T “GR SPORT”=273万2,000円(FF・6速MT)
・ハイブリッド車
S=273万円(FF・電気式無段変速機)
G=299万5,000円(FF・電気式無段変速機)
S “GR SPORT”=309万5,000円(FF・電気式無段変速機)
(zlatan)
画像元:トヨタ自動車
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