“永遠に生きるかのように遺す”生前遺影撮影サービス

少子高齢化が進み、「終活」市場の活況が叫ばれて久しい。

特に葬祭(フューネラル)ビジネスは、生前予約や事前相談機能を充実させる取り組みのほか、セカンドライフの充実を目的とした趣味交流会の強化、健康に関する情報発信やイベントの実施など、より生前にフォーカスした変革が進んでいる。つまり、葬儀よりも“生前にいかに充実した晩年を送るか?”がいま、重視されているのだ。

■その人ならではの特別な遺影を撮影し、生きた証を遺し伝える「一期一会」プロジェクト
そんな中、デジタル時代を代表する編集カンパニーを目指す「Pomalo(ポマーロ)」が、人生を振り返る機会をつくる生前遺影プロジェクト「一期一影(いちごいちえい)」をスタート。

自分が大切にしてきたこと、生き方や価値観などを振り返りながら、みんなの記憶に遺る自分らしい一枚を遺影として、一流のフォトグラファーや編集者と共に生前に創りあげるサービスだ。つまり、従来の形式にとらわれないその人ならではの特別な遺影を撮影し、生きた証を遺し伝えるプロジェクトである。

実際プロジェクトで撮影された遺影

Photographer:田中 淳子

Editor:足立 直侑紀

■プロジェクトの流れ
1.書面でのヒアリングシートに沿って幼少からの人生を振り返る
2. 打ち合わせ一回目
「人生の振り返り」ヒアリングシートに沿って話を伺う
3. 打ち合わせ二回目
「イメージ化」撮影場所やシーン、服装などイメージを膨らませる
4. 撮影
5. 納品 写真に合った額装を選んで届ける(アザーカット含めデータ納品)

 

「もし、明日、自分がいなくなったら」。自分の生きた証は、何に収められていて、何で確かめられるか。

仕事、家など色々な答えがあると思うが、このプロジェクトは「遺影」という答えを提案している。自分らしさとは何か?を考える機会のひとつがここにある。

 

「一期一会」プロジェクト:https://ichigoichiei.com

費用:15万円(税別) ※遺影写真、額装、撮影実費(1都3県想定)、打ち合わせ、及び諸経費含む

(Y.FUKADA)