新型ゴルフ GTI TCRが搭載する2.0Lの直噴ターボエンジンは、最高出力290ps/5,400~6,500rpm、最大トルク380Nm/1,950~5,300rpmを発生。「ゴルフGTI」からは+60ps/+30Nm、「ゴルフGTIパフォーマンス」からは+45ps/+10Nmとなり、FF(前輪駆動)を採用するゴルフGTIとしては歴代最強となる。
トランスミッションはGTIパフォーマンスと同じく7速DSGを組み合わせ、0-100km/h加速5.6秒をマークする。
ちなみにフルタイム4WDを採用する頂点モデルの「ゴルフR」は、310ps/400Nmという圧巻のパフォーマンスを誇る。
エンジン性能の向上に合わせて、シャシー性能も引き上げられている。まずは、コーナリング性能を高める電子制御油圧式フロントディファレンシャルロックや、ダンパーの減衰力や電動パワステの特性を「ノーマル」「コンフォート」「スポーツ」という3モードから選べるアダプティブシャシーコントロール“DCC” を採用。
そして、ゴルフGTIではフロントだけだった大径ブレーキディスクをリアにも装着し、官能的なサウンドを奏でる“アクラポヴィッチ”チタンエキゾーストシステムも特別に装備する。
外装では、専用のブラックペイントを施したフロントリップスポイラーやサイドスカート、リヤディフューザーといったエアロパーツに加え、ドアミラーやルーフもブラックペイントとなり、さらには専用の19インチマットブラックアルミホイールも相まって、精悍かつアグレッシブなオーラを漂わせる。
ボディカラーは専用色のピュアグレーを含む全4色。
一方の内装では、レッドが際立つTCR専用ファブリック&マイクロフリースシートをはじめ、センターマーク入りの専用ステアリングやシフトノブ、TCRロゴプロジェクション機能(フロントドアのみ)などを採用する。
価格は509万8,000円。成約記念品として、シリアルナンバーが刻印されたプレートと最大200mの範囲の物を探せるBluetooth発信機が入った「スペシャル キーボックス」がプレゼントされる。
(zlatan)
画像元:フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン
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