11月に入ると、全国各地で街をきらびやかなイルミネーションが飾り始める。クリスマスへと続いていく、心が沸き立つ季節の到来だ。
イルミネーションといえば街角を飾っているものを眺めるもの、とイメージされるだろうが、一味異なる没入型イルミネーションをご存知だろうか? 光と映像によって作りあげられた世界の中に自ら入っていく、そんな体験ができる水族館『マクセル アクアパーク品川』の『NAKED STAR AQUARIUM(ネイキッド スターアクアリウム) -星空のクリスマス-』をご紹介しよう。
◾︎最先端テクノロジーと海の世界の融合が演出する特別感
『マクセル アクアパーク品川』は、“音・光・映像と生きものの融合”を施設コンセプトに掲げている。エンターテインメントの要素を用いて興味関心を高めることで、より多くの人が“海の世界の魅力”を感じることを目的に、四季折々の可変性あふれる多彩なテーマのコンテンツを展開している。
演出パートナー・クリエイティブカンパニー『NAKED Inc.』と共に、2016年より開催しているシーズナルイベント「STAR AQUARIUM」は、毎年20万人規模の退場者を誇る冬の風物詩として成長を遂げてきた。
最先端テクノロジーと海の世界の融合によって、大切な人と過ごすための特別感(=空間、時間、瞬間)を実現してきた「STAR AQUARIUM」だが、今年はさらに進化する。夏に誕生したイマーシブ(没入型)エリア「パターンズ」を演出に加え、より「星空の海」への没入感を高めたコンテンツを演出するという。
「星雲」や「雲海」、「クリスマスオーナメント」をモチーフとしたプロジェクションマッピングやアートワークが、動物たちのパフォーマンスや水槽展示と融合。イルカやペンギン、オットセイをはじめ、星や星座にちなんで展示される魚たちが、輝きに満ちた「星空の海」によって、その躍動と美しさをさらに際立たせる。
ゲストが歩を進める度に、期待感が高まり、その幻想世界へと惹きこまれていく没入体験を提供してくれるとのこと。これは楽しみだ。
◾︎NAKED STAR AQUARIUM-星空のクリスマス-
イマーシブエリア「パターンズ」では、22台のプロジェクターによって空間全体をつつみこむダイナミックな演出や、展示生物とリンクする繊細な仕掛けで、その名のとおり、圧倒的なイマーシブ(没入)な体験ができる。
四方高さ3.6mの壁面と床一面で「都会の街並み上空に広がる、星空の海」を表現。フロアに並ぶ10個の水槽には、“星座にちなんだ生物”が展示され、うち5つに生物とリンクする映像演出があり、水槽の周りから流れ星が放たれると、やがて星座を描き出し、空に輝くという。
『マクセル アクアパーク品川』のスター、ペンギンとオットセイがイルミネーションと融合したパフォーマンスを繰り広げる。動物たちがそれぞれの身体能力を生かした様々なパフォーマンスを披露し、そこに連動するプロジェクションマッピングによって“星”や“オーナメント”が空間全体を彩る華やかなパーティータイムが誕生する。
フロアに並ぶ7個の円柱水槽と全面がクリスタルのシンボリック水槽にクラゲたちが揺らめく「Jellyfish Ramble(ジェリーフィッシュ・ランブル)」。
天井の98皷のLEDライトと水槽の照明が連動しながら音楽に合わせて彩る空間演出が特長で、3分おきに季節限定プログラム(約5分間)が展開される。イベント期間は、「STAR AQUQRIUM」をイメージし、星空につつまれるようなライティングで幻想世界への没入体験が提供される。
360度どこからでも鑑賞できる2,000名規模の円形会場で、最先端のデジタルテクノロジー×イルカの技が調和し、イベントごとにユニークな世界観をクリエイトするドルフィンパフォーマンス。
「STAR AQUQRIUM」期間中は、「水(噴水、ウォーターカーテン)」「光(ムービングライト、水中照明)」「映像(プロジェクションマッピング)」「音(12.1chサラウンド)」など、最先端デジタルアートで描いた「星空の海」をイルカたちが舞う、圧倒的な世界観のパフォーマンス「Bright Christmas Party」を上演。
この冬、海の生きものたちの魅力が輝き、大切な人との会話が弾む仕掛けが満載の“イマーシブ(没入型)イルミネーション”で、TOKYO最先端エンターテインメントならではの特別感あふれるクリスマスシーズンを体験したい。
NAKED STAR AQUARIUM -星空のクリスマス-
【開催期間】2019年11月2日(土)~12月25日(水)
マクセル アクアパーク品川 公式サイト http://www.aqua-park.jp/aqua/
(冨田格)