ちょうどいいアクティブ感!? ホンダ フリードに元気な新グレード「クロスター」が登場

新型フリード/フリード+ クロスターは、暮らしに寄り添うコンパクトミニバンとしての“ちょうどよさ”に、遊び心や力強さという今どきのSUVエッセンスをクロスオーバーしたモデルとなる。

まず外装では、クロスター専用のフロントグリルやLEDフォグライト、アンダーガード風の前後バンパー、ルーフレール、専用デザインのアルミホイールを採用。専用色のドアハンドルやドアミラーも相まって、アウトドアシーンにも映えるスタイルを作り出している。

ただし、全高や最低地上高は2WD/4WDともにベース車と変わらないので、あくまでもアクティブな雰囲気をプラスしたモデルとして愉しみたい。

一方の内装では、クロスター専用のプライウッド調パネルを採用。専用コンビシートはデジタル柄のファブリックとプライムスムースと呼ばれる合皮を組み合わせることで、上質感とともに汚れにくく手入れがしやすい機能性を両立させている。シートと乗車定員は、「フリード クロスター」が2列目キャプテンシートを採用する3列6人乗り、「フリード+ クロスター」が2列5人乗り。

パワートレーンは2種類で、1.5L自然吸気ガソリン(129ps/153Nm)+トルコン付きCVTと、1.5L自然吸気ガソリン(110ps/134Nm)+モーター(29.5ps/160Nm)+7速ATを組み合わせたハイブリッドが用意され、それぞれFFと4WDが選べる。

燃費はWLTCモードで、ガソリン×FFが17.0km/L、同×4WDが15.6km/L、ハイブリッド×FFが20.8km/L、同×4WDが19.8km/Lをマークしている。

また、ガソリン車には「ブレーキ操作ステップダウンシフト制御」をホンダのミニバンとして初採用している。この制御は下り坂などでブレーキ操作に応じてエンジンブレーキを積極的に併用するもので、よりスムーズかつ安定感のある減速を可能にする。

標準モデルの変更点は、シンプルでありながら洗練された雰囲気となったフロント周りや、ブラック部分をダークグレーに変更したアルミホイール、ウォールナット調パネルを採用したインパネなど。

■主なグレードおよび価格
フリード HYBRID クロスター Honda SENSING=278万1,900円(FF)/301万8,400円(4WD)
フリード クロスター Honda SENSING=238万0,400円(FF)/261万6,900円(4WD)
※フリード価格帯=199万7,600円~301万8,400円

フリード+ HYBRID クロスター Honda SENSING=280万3,900円(FF)/304万0,400円(4WD)
フリード+ クロスター Honda SENSING=240万2,400円(FF)/263万8,900円(4WD)
※フリード+価格帯=218万2,400円~304万0,400円

(zlatan)

画像元:本田技研工業