様々な性能向上プログラムが施された「ジュリア/ステルヴィオ クアドリフォリオ F1 Tributo」。アルファロメオ レーシングのF1マシン「C38」譲りのカラーリングは鮮烈そのもので、Cピラーやボンネットには、ヴィスコンティ家の紋章である大蛇やアルファロメオロゴが大胆に描かれている。
エアロダイナミクスの向上も目覚ましい。いずれもカーボンファイバー製となる可動式フロントエアロスプリッターや大型サイドスカート、大型リアスポイラーは、「F1 Tributo」のためにザウバーエンジニアリングと共同開発。そのほか、カーボンファイバールーフやリアディフューザーなども採用し、軽量化と同時にダウンフォース向上を図っている。
さらに、カーボンV字型グリルやグロスブラックフロントグリル、カーボンエクステリアミラーハウジングといった専用アイテムが、俊敏かつ強靭な走りのイメージを増幅させている。
レーシーな仕立てはインテリアも同様で、スパルコ社製カーボンバケットシートをはじめ、レッドシートベルト、レザー/アルカンターラステアリング(カーボンインサート)、カーボンシフト、「Alfa Romeo RACING」バッジなどが奢られ、精悍かつラグジュアリーな空間を作り出している。
特別感は見た目だけに留まらない。「F1 Tributo」では、専用チューンとアクラポヴィッチ社製のエキゾーストシステムによって、2.9リッターV6直噴ターボの最高出力が従来の510psから520psに向上するとともに、さらに官能的なエキゾーストサウンドを響かせる。最大トルクは2,500rpmから600Nmを発揮する。
足回りでは、軽量化と高負荷時における耐フェード性を両立するカーボンセラミックブレーキや、「C38」と同じデザインモチーフの19インチZRタイヤなどを採用し、優れた制動力と卓越したコントロール性を発揮する。
■グレードおよび価格
ジュリア クアドリフォリオ F1 Tributo=1,459万円
ステルヴィオ クアドリフォリオ F1 Tributo=1,495万円
(zlatan)
画像元:FCAジャパン
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