冬のアイテムである「ダウンジャケット」や「セーター」の中には、普段の着用程度での汚れをこまめに洗えるように、「手洗い可」の表示がついている。しかし、家庭では手洗い方法がわからないだけでなく、手間がかかりそうなイメージがあるため、実際はシーズンオフまで汚れは見ないことにして、クリーニング店に任せている人が多いという。

 

上質な大人のカジュアルウエアを提案する『Golden Bear（ゴールデンベア）』は、洗濯王子の愛称で呼ばれ、現在、長野県に構えたアトリエを洗濯アドバイザーとして活動する洗濯家・中村祐一さんの協力のもと「冬服の手洗い方法」についての動画配信を開始した。

セーター編：https://youtu.be/6_6tyAb0BSg
ダウン編 ：https://youtu.be/ltL8-qErzec

中村さんは「汚れを落とす為の強い処置を施す前に、シーズン中にもっと洗濯を！」と言う。
さらには、「汚れを落とす為の処置が、むしろ洋服に負担をかけてしまう可能性が高い。
ご家庭でも、オシャレ着用の中性洗剤を使えば、生地もダウンも痛める心配はありません。」とのこと。

動画を見れば、家庭での手洗いは、時間もかからず、意外と簡単である。

汚れたから捨てるという使い捨ての文化の対極にある「洗濯」。
もので溢れている今だからこそ、改めて目を向けてみてはいかがだろう。

洗濯家・中村祐一
1984年、長野県伊那市生まれ。生家のクリーニング店で働きながら洗濯アドバイザーとしての活動を開始。
以降、テレビ、雑誌などのメディアを通して積極的に発信を続け、いつしか「洗濯王子」の愛称で呼ばれるようになる。現在長野県に構えたアトリエを拠点に、「洗濯でセカイを変える」という信念のもと、日本中の家庭に洗濯を伝え続けている。

 

ブランドサイト：https://www.goldenbear.jp/

（Y.FUKADA）