新型クロスオーバーSUVの「マツダ CX-30」が、絶妙なサイズ感で登場!

新型CX-30のボディサイズは、全長4,395×全幅1,795×全高1,540mm。全幅は日本で扱いやすい1,800mm以内ギリギリ、全高も175mmの最低地上高を確保しながら駐車場を選ばない1,550mm以内ギリギリに抑えている。

これによる取り回しの良さや室内空間のゆとりは、CX-5では大きすぎる、CX-3では小さすぎる、と感じていたユーザーにとって絶妙だろう。

ラゲッジ容量は、大型ベビーカーと旅行用バッグなどを同時に積載できる430Lを確保。また、使う度に恩恵を感じられるパワーリフトゲートをほぼ全グレードで標準装備している。

デザインはシンプルな造形と光の移ろいを重視し、滑らかで伸びやかなボディ曲面による美しさと、クラッディングパネルによるSUVらしい力強さを両立している。

ボディカラーは、お馴染みの「ソウルレッドクリスタルメタリック」やMAZDA 3から加わった新色「ポリメタルグレーメタリック」を含む全8色。

内装はMAZDA 3を踏襲しつつ、幅広のセンターアームレストやドアアームレストを採用して、ゆとりを増した室内での快適性と包まれ感をバランスさせている。

エンジンは3種類で、駆動方式はどれでもFFとAWDの好きな方を選べる。トランスミッションはなぜかディーゼルには6速MTが設定されないものの、他のエンジンでは6速MTと6速ATが選べる。

スペックは、2.0L直噴ガソリンの「SKYACTIV-G 2.0」が最高出力156ps/最大トルク199Nm、燃費はWLTCモードで16.2km/L~14.8km/L。1.8L直噴ディーゼルの「SKYACTIV-D 1.8」は同じく116ps/270Nm、燃費はFFで19.2km/L、AWDで18.4km/Lをマークする。

新世代ガソリン「SKYACTIV-X 2.0」は来年1月以降の導入で、最終スペックもまだ明らかになっていない。

最新のAWDシステムも注目のひとつで、G-ベクタリングコントロール(GVC)との協調制御を採り入れた「i-ACTIV AWD」に加え、悪路からのスムーズな脱出をサポートする「オフロード・トラクション・アシスト」を初採用している。

運転支援システムにも抜かりはなく、緊急時の自動ブレーキ(前進/後退)をはじめ、全車速追従機能付きACC(AT車)、レーンキープアシスト、ブラインドスポット・モニタリング、リアパーキングセンサーなどを全グレードで標準装備する。

■グレードおよび価格
・ガソリン仕様
20S=239万2,500円(FF)/262万9,000円(AWD)
20S プロアクティブ=261万2,500円(FF)/284万9,000円(AWD)
20S プロアクティブ ツーリングセレクション=273万3,500円(FF)/297万円(AWD)
20S Lパッケージ=279万4,000円(FF)/303万0,500円(AWD)

・ディーゼル仕様
XD プロアクティブ=288万7,500円(FF)/312万4,000円(AWD)
XD プロアクティブ ツーリングセレクション=300万8,500円(FF)/324万5,000円(AWD)
XD Lパッケージ=306万9,000円(FF)/330万5,500円(AWD)

・新世代ガソリン仕様
X プロアクティブ=329万4,500円(FF)/353万1,000円(AWD)
X プロアクティブ ツーリングセレクション=341万5,500円(FF)/365万2,000円(AWD)
X Lパッケージ=347万7,100円(FF)/371万3,600円(AWD)

(zlatan)

画像元:マツダ