BMW i8クーペ/ロードスターは、量産車初となるCFRP製の基本ボディとプラグインハイブリッド技術を搭載し、見た目通りのスポーツ性とコンパクトカー並みの燃費性能を両立した新時代のプレミアムスポーツとして名を馳せている。
その一方、バッテリ-技術の進歩や自動運転、市場の変化など、クルマをとりまく環境や行く末が定まらないなか、現行モデルはひとまずの役目を終え、2020年春に生産終了することが明言されている。
また、後継モデルの計画も不透明という状況を合わせて鑑みると、200台の早い者勝ちとなる“最後の限定車”の希少性はより高いものになるだろう。
最後の限定車「i8 Ultimate Sophist Edition(アルティメット・ソフィスト・エディション)」は、ソフィスト・グレーと呼ばれる特別なボディカラーをまとい、アルミホイールやトリムなどにも専用色のE-コッパーを採用。妖しく輝くボディや存在感のある足回りが、このモデルの特別感を演出する。
コックピットにも同じくE-コッパ―の内装カラーを採用。外装とのつながりを演出するとともに、スポーティな個性を際立たせている。
パワートレーンは、昨年4月のマイナーチェンジによって、リチウムイオンバッテリーの容量が従来の20Ahから33Ahに増強。電気モーターのパワーは従来から12psアップの最高出力143ps/最大トルク250Nmに、1.5Lの3気筒ターボ(231ps/320Nm)と組み合わせたトータル出力も12psアップの374psに向上している。
価格はi8クーペが2,312万円、i8ロードスターが2,453万円。
(zlatan)
画像元:BMWジャパン
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