「苔」の名所、京都・8寺院でオリジナル苔アート「モシュ印・コケ寺リウム」の展示開催

まだまだ人気の「苔の世界」。

「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンを展開するJR東海では、「苔」を用いたアート作品 「モシュ印 」・「コケ寺リウム」の展示を、京都市内の 8つ の寺院で開催中だ。

昨年開催した5寺院(三千院・圓光寺・建仁寺・東福寺・常寂光寺)に加え、今年は新たに3寺院(祇王寺・妙心寺桂春院・地蔵院)でも展示。

■モシュ印とは

“モシュ印”とは、苔の英訳である「moss(モス)」と「御朱印」をかけ合わせた造語で、御朱印の文字の部分を苔で描いたオリジナルアートのこと。

各寺院の御朱印を縦1.5メートル、横1メートルほどのサイズで再現し、各寺院1点ずつ、全8種類を展示する。

「モシュ印」アートクリエイター:杉田悦朗 「造園家/ランドスケープアーティスト」

■コケ寺リウムとは

DIY やワークショップなどで話題の「苔テラリウム(コケリウム)」。そこからヒントを得た“コケ寺リウム”とは、密閉したガラス容器の中に、各寺院の象徴的な建物などのジオラマと庭園を苔で再現したミニチュアアートのこと。

JR 東海では京都市内にある対象8寺院で、苔庭をモチーフにした“コケ寺リウム”を展示。各寺院でコケ寺リウムは3種類展示される。

「コケ寺リウム」苔アートクリエイター:今田裕 「日本蘚苔類学会会員/観賞魚飼育管理士」

■JR東海ツアーズ旅行プラン

美しい苔庭と期間限定の「モシュ印」や「コケ寺リウム」が楽しめる、8つの寺院を便利に巡ることのできる特別プランを用意。

設定日:2019年9月1日(日)出発~12月8日(日)帰着/日帰り可

出発地区:東京・品川駅発着 往復新幹線 普通車指定席

URL:https://souda-kyoto.jp/travelplan/koke2019_sp/index.html

■「モシュ印・コケ寺リウム」 展示寺院

※写真は昨年の展示

三千院:比叡山の麓に堂宇を並べる天台宗の寺。

圓光寺:紅葉の美しさで知られる臨済宗の寺。

建仁寺:京都最古の禅寺であり、臨済宗建仁寺派の大本山。

東福寺:京都随一の紅葉名所として知られる寺院。

常寂光寺:藤原定家が山荘「時雨亭」を構えたと伝わる場所に立つ寺。

祇王寺:『平家物語』に登場し、草庵の吉野窓は、「虹の窓」と称される。

妙心寺桂春院:千利休の流れをもつ茶室「既白庵」がある寺。

地蔵院(西京区):周囲を竹林で囲まれていることから通称「竹の寺」で知られる寺。

まだまだ続く苔ブーム。秋の京都で奥深い「苔の世界」に足を運んでみては。

公式サイト:https://souda-kyoto.jp/travelplan/koke2019_sp/index.html

(MOCA.O)