宮崎県の一棟貸切宿「茶心」でマインドフルネスな旅を楽しむ

瞑想を通じてストレスを軽減し、集中力を向上させたり、創造性を高めたりできることから、海外のエグゼクティブたちがこぞって実践しているマインドフルネス。

旅行も兼ねて、マインドフルネスにじっくり取り組めそうな宿が宮崎県に登場した。

2019年5月にオープンした一棟貸切宿「茶心」は、一般財団法人こゆ地域づくり推進機構がプロデュースする一棟貸切宿。宮崎県新富町における空き家再生と、エグゼクティブ層向けのプレミアム体験開発を目的としたもので、クラウドファンディングでは支援額目標を達成した。

■マインドフルネスに最適な空間

宿泊者専用エリアだけで57坪の大きさをほこる「茶心」は、瞑想にぴったりな23畳の和室を備えており、マインドフルネスに最適な空間。

お茶の香りを愉しめる「茶香炉」も備えており、穏やかな気持ちで自身と向き合える特別な時間が過ごせるのが魅力だ。

■豊かなお茶の世界を体感

「茶心」の周辺には、全国茶品評会において三年連続で農林水産大臣賞を獲得した日本茶専門店「新緑園」があり、宿では「夢茶房」「豊緑園」を加えた町内3店舗の日本茶の試飲や利き茶体験、日本茶専門店の茶匠によるお茶入れなど、豊かなお茶の世界を堪能することができるという。

■お茶の心

お茶の心を体験できる宿「茶心」での宿泊と合わせ、多様な体験やワークショップもエグゼクティブ層を中心に提供。

お茶の精神である「平和と調和」を願い、国際平和デーである9月21日には「茶心」で「竹あかり」制作イベントを開催する。

訪日外国人を中心に、世界中のエグゼクティブ層が「茶心」での体験を通じて心を整え、自分と向き合うことができる『Tea Hotel』として認知を高めていくという。

「茶心」から車で15分圏内に揃う、新富町ならではの地域資源を活用した多様な企業研修プログラムも体験可能。

経営者のプライベートツアーや、エグゼクティブ層だけを集めた研修にもぴったりだ。今後の展開に注目したい。

一棟貸切宿「茶心」(ちゃしん)
https://tea-hotel.com

(Yuko Ogawa)