創業百年の老舗がつくる、扇ぐたびにふわりと香る京扇子

すれ違いざまにふわりと匂い立つ香り。そんな雰囲気のある女性に贈りたい逸品をご紹介したい。

気持ちをリセットするときに。心を安らげたいとき。扇子を広げて扇ぐだけで、香りが広がる。かばんやケースにすっと忍ばせて、自由に香りを持ち運ぶことができる「うつし香」だ。

 

■ 平安時代の習慣を令和の時代へ繋ぐ新しいプロダクト 

京都、四条烏丸近くで扇子を商って百余年。京扇子 大西常商店は「扇子の技術と美しさを百年先の未来へ繋ぐ」という社是のもとに扇子を商ってきた。

扇子は、クーラーには勝てない。扇風機にも、難しいだろう。

 

Photo by Tigertakashi & Maiko Fukuno.(licensed CC BY-SA 2.0)http://55maiko.net/

だが、側で、必要なときに、いつでも役に立つことができる。くらしにそっと、寄り添うひと品でありたい。そんな想いを胸に、扇ぐたびにふわりと香りが広がる扇「うつし香」のプロジェクトが始まった。

扇の歴史を紐解いていく中、平安の人々は扇に好みの香を焚きしめ、香りを通して想いを伝えていたということが分かった。これをヒントに、巡りゆく季節の移り変わりを色のグラデーションと香りで表現したのが「うつし香」。扇ぐ喜びや楽しみをあたらしく提案。

■情景に合わせた5つの色と香りで、心安らぐひとときを

 

 

あわ雪 × 沈香

〈色〉手に乗せると溶けるような雪の粒、静かな冬の情景をイメージした色柄

〈香〉心地よい清涼を含んだ、さわやかで落ち着いた沈香の香り

 

春めく × 桜香

〈色〉冬から春に向かいゆく、暖かな日の光と花のほころびをイメージした色柄

〈香〉満開の桜がいっせいに香りたつような、華やかな桜の香り

 

 

月かげ × 白檀香

〈色〉夜更けの空に姿をあらわす、艶めいた月の姿をイメージした色柄

〈香〉すこしのスパイシーさを含んだ、優雅な白檀の香り

 

陽ざし × 沈丁花香 

〈色〉晩夏に降り注ぐ陽の光と、そっと顔を覗かせる秋の風をイメージした色柄

〈香〉心が躍るように匂い立つ、華やかでセクシーな沈丁花の香り

 

夜あけ × 檜香

〈色〉夏の夜が明ける直前の、空の色移り変わりをイメージした色

〈香〉涼やかでいて、心が穏やかにリラックスできる檜の香り

 

 

クラウドファンディングサイトmakuake:https://www.makuake.com/project/ohnishitune/

 

伝統工芸とフレグランスが融合した「うつし香」。扇ぐたびに香りと色が匂い立つ、手のひらサイズのアロマフレグランスを大切な人への贈り物にいかがだろう。

 

大西常商店:http://www.ohnishitune.com/

 

(MOCA.O)