モノトーンに彩られたシックな「アバルト595」の限定車は160台のみ

ベース車は「595コンペティツィオーネ」の5速MT仕様で、ヘッドレスト一体型のサベルト製スポーツシートなども装備する。

搭載する1.4Lの直噴ターボエンジンは、最高出力180ps/最大トルク230Nmを発生し、SPORTモードでは最大トルクが250Nmにまで引き上げられる。

また、刺激的なサウンドを奏でるとともに中回転域でのレスポンスを向上させるスポーツエキゾーストシステム「Record Monza(レコードモンツァ)」も走りの官能性アップに大きく貢献する。

ボディカラーは、限定車専用のマットグレー「Grigio Opaco」を採用。さらにリップスポイラーやドアミラーカバー、サイドストライプなどの随所にホワイトのアクセントカラーを採り入れ、スポーティかつ洗練された雰囲気に仕立てられた。

ちなみに70周年記念エンブレムはこの限定車だけではなく、2019年4月から12月までに生産される“すべての595”に奢られる。

足回りには、ブラック仕上げの17インチアルミホイールを採用。通常はレッドとなるブレンボ製フロントブレーキキャリパーは特別にシルバー仕上げとされ、モノトーンでまとめたボディとの調和が図られている。

機能面でのハイライトは、アバルト史上最速を誇る「695 Biposto(ビポスト)」にも採用された、機械式LSD(リミテッドスリップディファレンシャル)だ。これによってコーナー立ち上がり時のトラクション性能が高まり、よりスピーディかつ安定感のあるコーナリングが可能となる。

価格はベース車から30万円アップの406万円。

(zlatan)

画像元:FCAジャパン