鋭敏なハンドリング性能を持つジュリアシリーズにおいて、「ジュリア 2.0ターボ・ヴェローチェ」は見た目も走りもよりスポーツ志向の高いグレードに位置づけられている。
搭載する2.0Lの直噴ガソリンターボエンジンは、最高出力380ps/5,250rpm、最大トルク400Nm/2,250rpmを発生。ドライバーのアクセルワークに呼応して、リニアかつ爆発的な加速を生みだす。トランスミッションは8速ATを組み合わせ、駆動方式はFRとなる。
当然ながら頂点の「クアドリフォリオ(510ps/600Nm)」には遠く及ばないものの、もはやクアドリフォリオは“別モノ”と考えた方がよく、通常ラインナップでは「ヴェローチェ」が最高峰に立つ。
今回の仕様変更によって、JC08モード燃費は従来モデルに比べて10%向上した13.2km/Lを達成し、動力性能と効率性をより高次元で両立している。
ヴェローチェ専用のスポーツバンパーなどを採用するエクステリアでは、19インチへと拡大した新デザインのアルミホイールやレッド仕上げのブレーキキャリパーを装備して、強靭かつアグレッシブな個性を際立たせている。
インテリアでは、新たにダッシュボードとドアパネルにレザーを採用し、上質感をさらに高めた。
それでいて、価格は従来より9万円のプライスダウンとなる578万円。なお、今回の仕様変更はFR/右ハンドル仕様のみで、4輪駆動/左ハンドル仕様には適用されない。
(zlatan)
画像元:FCAジャパン
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