伝統工芸の新しいカタチ「進化する粋 東京手仕事展」開催

後世に残したい、伝統技術の素晴らしさが感じられる逸品が揃うイベントが開催。

日本橋三越本店では6月12日(水)~27日(木)まで、東京の伝統工芸の新しいカタチを紹介する「進化する粋 東京手仕事展」を開催。

「進化する粋 東京手仕事展」では、伝統技術を継承する職人達と気鋭のデザイナーがコラボレーションし、現代のライフスタイルにあわせて開発し誕生した商品を中心に展示販売する。

現代を生きる人々の生活に息づく、東京らしい感性に溢れた伝統工芸の新しいカタチを紹介。

■しずくの香り

木彫刻の技術を活かした嗅覚・聴覚共に楽しめる、新しいかたちのフレグランスセット。撥水加工を施した木彫刻の器に、専用の香料液の雫を落とすと、水滴が美しく転がる。

雨あがりの蓮の花、葉に溜まった雫のように、見るものを惹きつける美しい情景がそこに広がり、自然物の繊細かつ普遍的な造形美を表現。

a.「雲」¥31,860、b.「葉」¥27,540、c.「花」¥16,740

■Rondes

江戸硝子の伝統的な「型吹き」の技術を用い、熟練の職人によって、口元から底まで均一な薄さで繊細で丁寧に表現。

お酒を嗜む道具としてだけでなく、眺めていても楽しいグラスだ。

¥5,400

■借景うちわ

東京の伝統工芸品である江戸木版画と千葉県の房州うちわがコラボレーションし誕生した、江戸と現代を繋ぐ「借景うちわ」。

現代のテクノロジーを用いて、構図の一部をトリミングしている。実物の木版画が付いているので、浮世絵と比べて楽しむことも可能だ。

「神奈川沖浪裏」「写楽」各¥62,640(木版画セット付き)

■EDO UCHI

伝統工芸「江戸打刃物」で、現代の暮らしに合わせた包丁を製作。

型を使用せずに、銅と地金を叩いて刃物をつくる伝統的な刃物鍛冶技法を用いて、刃を薄く成形し、切れ味を保てる包丁へと仕上げた。

「切れ味・万能切り・小回り・愛着・一生もの」という五つの徳がある包丁。

a.「黒檀」¥37,260、b.「白樫」¥31,860

■開催概要
・会期:2019年6月12日(水)~27日(木)
・会場:日本橋三越本店 本館5階 スペース#5

東京手仕事ブランドサイト:https://tokyoteshigoto.tokyo/

伝統技術と現代の感性が調和した、魅力的な工芸品の数々はどれも必見だ。

※掲載商品は一部抜粋、価格は全て税込

(haruyama)