具体的な操作イメージは、まずはナビに目的地を設定。高速道路の本線に合流し、「ナビ連動走行」が可能になるとディスプレイ表示と音でドライバーに知らせる。
それを受けたドライバーがスイッチ操作で「ナビ連動走行」を開始すると、速度や先行車両との距離を自動調整しながら車線中央を走行するように支援し、ドライバーは手放しによって運転の負担が軽減される。
もちろん完全なる自動運転ではなく、ドライバーが状況に応じて直ちにハンドル操作できる状態にあることが大前提。また、ダッシュボード上に設置されたモニターカメラが、ドライバーが前方を注視しているかを常に監視している。
さらに、システムが追い越し可能と判断した場合には、ディスプレイ表示と音でドライバーに提案し、ドライバーがハンドルに手を添えてスイッチ操作で承認すると、右側の車線に移動。追い越しが完了すると、元の車線に戻れるタイミングをシステムが判断し、同様の操作でふたたび車線変更する。
また、ドライバーが自分の意思で車線変更したい場合には、ハンドルに手を添えてウインカーを操作し、システムが車線変更可能と判断した場合に限り自動車線変更する。
市販モデルへの搭載は、マイナーチェンジを受ける次期スカイラインから。発表は10月24日から開催される「東京モーターショー2019」前後になる見込みだ。
(zlatan)
画像元:日産自動車
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