デザイン性などで再注目されている、昭和・大正時代の「レトロ」。
昭和初期・大正時代を連想させる本や、昔懐かしいボードゲームや玩具を配置する地域特化型ホテル「STAY Vintage NAKAZAKI」が大阪中崎町にオープンした。中崎町は、都心の大阪梅田から徒歩10分に所在。第二次世界大戦の被害を免れたことから、今も昭和初期の面影を残すレトロな町並みが残る。
■新ブランド「STAY Vintage」
宿泊体験から旅行体験までをリデザインするITベンチャーのTRASTAは、新ブランド「STAY Vintage」の1号店目として、大阪・北区中崎町で地域に息づいた独自文化をリデザインした「STAY Vintage NAKAZAKI」を2019年5月13日にオープン。中崎町のレトロな要素を空間に織り込み土地に寄り添った地域特化型ホテルを展開する。
■マスキュリンなEAST館とフェミニンなWEST館
2棟のホテルを対照的な建物に仕上げるため、外装や内装インテリアに男性的・女性的な要素を反映。
男性要素を反映したEAST館の外観は角張っており、テーマカラーはネイビーで統一。対照的にWEST館は女性要素を意識し、テーマカラーとしてワインレッドを取り入れている。
■客室タイプ
・和室
ちゃぶ台と座椅子、畳の和室。
・デラックスツイン
WEST館の最上階に、1室限定デラックスツインを用意。
広々としたツインベッド2台と和室のある部屋で、外の庭園を眺めながら入浴できる。
他に、4人で宿泊できるスタンダードツインや、1人から利用できる共有ドミトリー、女性専用ドミトリーも。
【客室料金】
和室:12,000円〜/部屋(シングルユースの場合10,000円〜)(最大2名)
デラックスツイン:24,000円〜/部屋 (最大4名)
スタンダードツイン:16,000円〜/部屋 (最大4名)
ドミトリー:3,000円〜/1人
女性専用ドミトリー:3,500円〜/1人
※客室料金は変動する恐れあり
■地域に関する書籍が並ぶ
「その土地の記憶を織り込むことでそこだけの宿泊体験ができる」というブランドコンセプトを、人の叡智の結晶、知恵の実である「本」で表現。
客室によって、美術や大阪ゆかりの作家の小説やエッセイなど異なるテーマをもとに選書しているため、宿泊する度に違った本との一期一会が楽しめるのだ。
■見て、知って、体験できる空間の共有スペース
宿泊者が戦前・戦後の一部の生活体験や、懐かしくて興味をそそる「もの」に出会う事ができる「見て、知って、体験できる空間」。
■「STAY Vintage NAKAZAKI」コンセプト
長い年月をかけ、地域で息づいた独自文化や歴史を、現代のモダンテイストと織り交ぜてリデザインしたスマートホテル。
どこか懐かしさを感じさせる要素と、現代のモダンデザインを掛け合わせ、レトロと現代を結びつけている。
ノスタルジックな土地に、昭和初期や大正時代のレトロが感じられるホテルで、不思議な出会いをしてみては。
所在地:「EAST館」大阪府大阪市北区中崎2丁目2番20号
「WEST館」大阪府大阪市北区中崎2丁目2番22号
公式HP:https://stay-hotels.jp/vintage-nakazaki/
(田原昌)