かつて秀吉が開催した北野大茶湯を大阪城で再現!

かつて秀吉が開催した「北野大茶湯(きたのおおちゃのゆ) 」を現代に再現。

茶道を通した日本文化と秀吉の大阪城との融合を体験できるイベントが行われる。

 

ミライザ大阪城内のザ ランドマークスクエア オオサカでは、6月16日(日)に屋上ブルーバーズ ルーフトップテラスにて「大阪城大茶会」と題し、大規模な茶会イベントを開催する。

■初心者や、国内外のどんな人でも気軽に楽しめるイベント

かつて秀吉が開催した「北野大茶湯(きたのおおちゃのゆ) 」を現代に再現し、当日は立礼式による茶席(抹茶、干菓子付き)と特設茶室の展示が楽しめる。

初心者でも気軽に参加できる本格的な茶席や野点(のだて)や外国人のための英語の解説資料もあり、性別、年齢、国籍を問わず参加可能だ。

 

茶道の立役者「千利休」が完成させた“わび茶”は日本の誇るべき文化

茶道は日本伝統の湯を沸かし、茶を点て、茶を振る舞うことを基本とした様式と芸道を意味する。

その歴史は、平安時代に遣唐使や留学僧によって伝えられたところから始まり、豊臣秀吉に仕えた千利休が”わび茶”を完成させ、客人と亭主の精神交流としての茶道のあり方を説いたことで、現代に至るまで多くの人に親しまれている誇るべき文化となっている。

「北野大茶湯」は、豊臣秀吉が1587年(天正15)10月1日、北野天満宮境内で九州平定と聚楽第の竣工を祝って催した大茶会。

この日、秀吉みずから亭主をつとめるなど1000人以上の参会者で賑わい、諸家の茶席に秘蔵の名物茶器・道具が展観されたといわれている。

また、庶民から大名まで、興味がある人なら身分の分けへだてなく天下人・秀吉とお茶ができるという、秀吉の庶民人気の証明となる大茶会だったという。

日本文化のひとつでありながら現代において茶道に親しむ機会は少ない。秀吉が大切にしていた“精神交流”を、この機会に体験してみてはいかがだろう。

<大阪城大茶会>
6月16日(日) 1人500円(税込)
11:00~、12:00~、13:00~、14:00~、15:00の5部開催
一部あたり80名を上限
申し込みHP:http://bit.ly/2WuRzyX

 

(hachi)