■開苑当時からの大株や、緑色に咲く『まりも』など110種600株以上
期間中、日本、中国、アメリカ、フランスなど110種600株以上のボタンが咲き誇る。中には開苑当時から咲き続ける大株や、中国品種と日本品種の自然交配による緑色の花が珍しい『まりも』なども楽しめる。
[ジパング]
黄色の黄色の千重咲きの牡丹で上向きに咲く唯一の牡丹。
[赤銅の輝]
黄色に桃色がかった橙色の花弁でとても珍しい品種の牡丹。花弁一枚一枚が際立ち、上向きに咲くのも特徴。
■『ボタン』とは
ボタンの花は「富貴」の象徴とされ、「富貴花」「百花の王」などと呼ばれている。
日本には奈良時代に中国から薬用植物として伝えられたとされ、江戸時代以降、栽培が盛んになり数多くの品種が作り出されてきた。中国文学では盛唐(8世紀初頭)以後、詩歌に盛んに詠われるようになり、日本文学でも季語として多くの俳句に詠まれ、絵画や文様、家紋としても親しまれてきた花だ。
『旧寛永寺 五重塔』をはじめとする本格的な江戸建築とボタンを楽しむ
苑内からは旧寛永寺五重塔を見る事ができる他、3年前のリニューアルで新設された日本庭園が有り、他では味わえない江戸風情の中でボタンを楽しむことができる。
季節感のある撮影を楽しめる色鮮やかな鯉のぼりや、ヒメウツギの苔玉盆栽などを用意。600株以上が咲く牡丹との撮影もできる。
■ボタンと共に咲くお花達
苑内にはボタンの他にシャクナゲ、シャガや約20品種のシャクヤクなどが随時開花しボタンとの艶やかな共演。
満開のボタンに出会いに上野に出かけよう。
[上野東照宮 春のぼたん祭]概要
名称: 第四十回 上野東照宮 春のぼたん祭
期間: 2019年4月11日(木)~5月12日(日)※期間中無休
住所: 東京都台東区上野公園9-88