富⼭県と⻑野県を結ぶ世界有数の⼭岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」が4月15日(月)に全通開通。
春の絶景風物詩である雪壁の高さが20メートルに迫る「雪の大谷」を間近で体験することができる「2019立山黒部・雪の大谷フェスティバル」が同日より開催される。雪壁を間近に見て、触れられる、春から初夏限定のイベントだ。
■立山黒部アルペンルートとは?
富⼭県と⻑野県を結ぶ標高3,000m級の峰々が連なる北アルプスを貫く世界有数の山岳観光ルートである「立山黒部アルペンルート」。
そのほぼ全区間が中部山岳国立公園内にあり、富アルペンルート内の一般車両の通行はできない。
移動交通機関は、自然の変化を楽しめる高原バス、360度のパノラマが展望できるロープウェイ、全線地下式ケーブルカー、黒部ダム建設時に用いたトンネルを通るトロリーバスなど6種類の乗り物で、眼前に広がる山岳美や森林美の絶景スポット周辺には遊歩道が整備されており、ちょっとしたウォーキングやトレッキング初心者、カメラ好きの方にとって最適なコースが充実し、気軽に自然散策が楽しめる。
■立山黒部・雪の大谷フェスティバルのメインイベントを楽しむ
<雪の大谷ウォーク>
標高2,450mの立山室堂平は、世界でも有数の豪雪地帯。中でも室堂付近にある「雪の大谷」は、吹きだまりになっているため、特に積雪が多く、その深さは20mを超えることもある。
この大谷を通る道路を除雪してできる、高さ20mにも迫る巨大な雪の壁が「雪の大谷」であり、その道路の両側に雪壁がそびえる500m区間を歩いて体感できるイベントが「雪の大谷ウォーク」だ。
<雪の回廊ウォーク>
室堂ターミナル屋上から伸びる「雪の回廊」は、歩行者専用道路となり、雪の大谷に並んで人気のスポット。悪天候の際も通行できる。
またこの時期の立山黒部・雪の大谷フェスティバルのメイン会場である標高2,450mの室堂平では、一面美しい銀世界となっており、絶景の中で自然の息吹を感じ雪化粧した山々を眺めることができる。
一度は行ってみたいと思っていた方は、ぜひ、おでかけ計画にいかがだろう。
■2019 立山黒部・雪の大谷フェスティバル開催
期間:2019年4月15日(月)~2019年6月22日(土)8:45~15:15(入場15:00まで)
会場:富山県立山室堂、大観峰(立山黒部アルペンルート内
■2019年新設のステージを楽しもう!
今年の雪の大谷フェスティバルは、イベント会場が室堂だけではない。エリア拡大を行い大観峰エリアにも楽しめるようスノーレジャー企画を用意。
・『雪のポケット』
雪で覆われた雲上テラスに巨大なかまくらが出現!
時期: 4月15日(月)〜5月31日(金)
場所:大観峰駅・屋上「雲上テラス」
・『雪のトンネル』
雪のトンネルを抜けると、ロープウェイと黒部湖が見える!
時期: 5月上旬〜6月30日(日)
場所:大観峰駅・2階テラス
(Y.FUKADA)