江戸の食文化から生まれた、歴史を感じさせる料理の数々に舌鼓を打てる新スポットが誕生。
江戸酒場「半助」がJR有楽町駅から徒歩1分の有楽町ビル地下1階にオープンした。
■江戸は歴史上でも最も自由で華やか、活気ある文化を生み、育んだ時代
「半助」はその江戸食文化である、うなぎ串・おでん・牛なべを気軽にワイワイ、時には歴史に思いを馳せつつ、それぞれのシーンで愉しめる江戸酒場だ。
■うなぎ串
文化年間、日本橋で“うな丼”として始まり昭和初期には現在のうなぎ屋の形態が完成した。うなぎを愛する庶民の食文化として派生した「うなぎ串」。
細分した部位ごとに串で打ち、骨の髄まで食べ尽くせる。
■おでん
江戸名物として流行した、豆腐を串に刺し、焼いてから味噌を付けて食べる田楽がルーツ。
半助のおでんは丹念に焼いたうなぎの“かぶと”を使い、コクを引き出したうなぎ串屋ならではの「おでん」だ。
■牛なべ
鎖国が終わり、外国人渡来が急増した幕末期。一般的ではなかった食肉事情が大きく変化し牛肉の需要も急増する中で、文久年間に登場した牛なべ。
ジュージューと焼く“すき焼き”とは異なりグツグツと煮る「牛なべ」ならではの味わいが楽しめる。
■店舗概要
・所在地:東京都千代田区有楽町1-10-1有楽町ビルB1F
・予算:昼 ¥880~¥1,999、夜 ¥3,500~¥4,500
江戸発祥ならではの味と見た目の料理は日本人だけでなく、クラシックな日本料理として海外の人のおもてなしとしても利用できそうだ。
(haruyama)