シングルモルト・スコッチウイスキー「ブルックラディ アイラ・バーレイ2011」数量限定発売

ウイスキーの聖地、アイラ島。そのテロワールを体現した限定シリーズの最新エディションが、数量限定で発売される。

Rémy Cointreau Japan(レミー コアントロー ジャパン)は、2019年4月1日(月)から、シングルモルト・スコッチウイスキーブランド 「ブルックラディ」のアイラ島産大麦を100%使用した新商品「ブルックラディ アイラ・バーレイ 2011」を発売。

2001年のブルックラディ蒸留所再開以来、大麦が育つ土壌、土地、天候の影響や相互作用を含む「テロワール」が、ウイスキーの品質やフレーバーに影響するという考えに基づき、長年にわたり、シングルモルト・ウイスキーで「テロワールの真価」を表現することを目指してきた逸品だ。

■アイラ島産大麦100%
アイラ島で育った大麦を100%使用した「アイラ・バーレイ」シリーズは、当初からのブルックラディ蒸留所の使命。

主にファーストフィル・バーボン樽熟成原酒を使用しながら、世界でも有数の素晴らしいスイートワインを造るワイナリーたちからやってきた、甘口白ワインのセカンド及びサードフィル樽で熟成した原酒も使用。

それにより、若々しく力強いスピリッツに穏やかに影響を与え、正真正銘のアイラ産というテロワールがもたらすフレーバーをしっかりと感じることができる。

【BRUICHLADDICH ISLAY BARLEY 2011】
アルコール度数:50度
容量:700ml
希望小売価格(本体):6,500円

■特徴
熟成で生まれたオークの深み、ヴァニラやココナッツの甘さ、レモンやグレープフルーツの皮の芳香が、アイラ島産大麦が持つモルトの甘みや穀物の香りを打ち消すことなく絶妙に調和している。それぞれの樽が熟成においてスピリッツに与える影響を完璧に把握しているからこそもたらされるものである。

■色
刈りたての麦わら。

■香り
全面に押し出されるのは、フローラルかつフルーティな香り。

開いてくるにつれて、フルーツ、パイプタバコ、ヴァニラ、続いてオークと穀物の香りが大麦糖やカラメルウエハースと混ざり合い、ブルックラディらしいはっきりとした潮の香りがふわりと漂う。

■味わい
まず感じるのは美しいほどに柔らかくクリーミーな口当たり。それからオークとモルト、ヴァニラウエハース、ココナッツ、スギと続く。そしてこれまでのリリース同様、アイラ島産大麦の深みが次第に強まってくる。

■フィニッシュ
アイラ島で熟成された日々を物語るかのように、日の当たる砂浜と海の香りがいつまでも漂う。舌に残る余韻は、このウイスキーが完成するまでの道のりやその緻密な構造を想い起させるようだ。

■ムード
蒸留、時間、樽、大麦などそれぞれの要素がフレーバーに与える影響は明らかだが、その一つだけが突出するのではなく、複雑に作用しながら進化を遂げている。

アイラ島らしい香りと味わいを愉しみたい。

(田原昌)