成田国際空港のミニギャラリーが拡張!「3M™ スコッチカル™ ペイントフィルム」で日本美術を展開

成田国際空港では、2018年の外国人旅客数が1,736万人に及ぶなど開港以来の最高値を5年連続で更新し続けている。

そんな中、2017年8月に第1ターミナル地下コンコースに外国人観光客へのおもてなしの空間としてミニギャラリーを開設したが、隣接するエリアにミニギャラリーを拡張。

東京国立博物館所蔵の日本を代表する美術作品を「3M™ スコッチカル™ ペイントフィルム」に印刷し、壁面と天井面へ貼り付けている。

大型印刷に特化したグラフィックフィルムで、タイルのような凹凸がある壁面にも直接貼ることができる「3M™ スコッチカル™ ペイントフィルム」。

そんな万能フィルムが今回、成田国際空港で採用。地下コンコースでは、これまで以上に日本ならではの美術作品を楽しむことができそうだ。


拡張したエリアでは新たに、東洲斎写楽による浮世絵で重要文化財の「三代目大谷鬼治の江戸兵衛」をはじめとした、12点の日本美術が登場。壁面は凹凸があるタイルだったが、フィルムが凹凸にしっかりと追従することで、剥がれることなく綺麗に再現されている。

また、印刷による再現なので、塗装や乾燥といった工程が不要、臭いによる制約も生じないことから、空港利用者の往来を妨げることなく作業も進められた。

大型グラフィックスがパブリックスペースで与えるインパクト

「3M™ スコッチカル™ ペイントフィルム」を担当するグラフィックス&アーキテクチュラルマーケット事業部グラフィックスマーケットマーケティング部の芥川智思マネジャーは、今回の拡張について以下のように語っている。

「バスや鉄道車両が広告で覆われているのは当たり前になっていますが、これらにはグラフィックフィルムが利用されています。成田国際空港では大きいスケールで日本の美術品を訴求できるよう、壁面、天井面の利用を提案しました。これは、凹凸がある場所にも利用できる『3M™ スコッチカル™ ペイントフィルム』ならではと言えます。ビルを丸ごとラッピングするような事例もあり、このようなパブリックスペースでインパクトを与える手法として、プロモーション活動などにも採用を働きかけていきたく考えています」

これまで以上に日本の魅力が楽しめそうな成田国際空港のミニギャラリー。スリーエム ジャパンのグラフィックフィルムが今後もどのような場所で使われていくのか動向にも注目していきたい。