東京都杉並区高円寺の『小杉湯』は昭和8年創業の唐破風屋根を構える重厚な建物の銭湯。しかも、銭湯でありながら待合室にギャラリーがあり、3年先まで予約でいっぱいという盛況ぶり。そんな人気の『小杉湯』で2月21日(金)から3月20日(火)まで銭湯の魅力を発信する「銭湯図解フェスタ」が開催される。
銭湯図解は、小杉湯の番頭兼イラストレーターの塩谷歩波さんが、大好きな銭湯の魅力を図解、描き始めたものでSNSを中心に話題となったもの2月21日(木)に中央公論新社より、書籍化されることが決定。
そこで出版記念として、銭湯の文化や魅力を書籍とともに伝えるべく、フェス型イベントとして「銭湯図解フェスタ」を開催。各銭湯とのコラボ企画など様々なコンテンツを通じて、銭湯が好きな方や銭湯へ行ったことがない方に銭湯の魅力を伝える。
■「銭湯図解ナイト〜銭湯好きの夜会〜」 https://zukainight.peatix.com/
特に初日の2月21日(木)19時~22時には著者である塩谷歩波さんによるトークイベント「銭湯図解ナイト〜銭湯好きの夜会〜」のほか、銭湯図解原画をはじめとした作品展示など一夜限りの特別企画が開催。チケット購入特典に、著者サインが入った「銭湯図解」がもらえる。
■土日は特別湯を開催 https://zukainight.peatix.com/?lang=j
期間中はコーヒー風呂をはじめとした、銭湯図解で掲載されている銭湯とのコラボ風呂が登場。
■24銭湯の図解や取材写真を日替わりでギャラリー展示
開催期間:2月22日(金)〜3月20日(水)
銭湯図解に掲載される24銭湯の図解や取材の写真を小杉湯浴室内に展示。期間中毎日展示を入れ替えるので、24銭湯に浸っているかの気分を堪能できる。
<紹介銭湯例>
・銭湯界のエデン クアパレス(習志野)
・マニアが焦がれる銭湯 一乃湯(三重)
そのほかTシャツや缶バッチ、タオルなどの銭湯図解オフィシャルグッズも販売される。
この機会に、銭湯に出向いてみないか?
■イベント情報
開催日:2019年2月22日(水)〜3月20日(火)
開催時間:15時30分〜深夜1時45分(小杉湯営業時間)
※2月21日(木)の銭湯図解ナイトは19時〜22時
開催場所:小杉湯(杉並区高円寺北3-32-2)
WEBサイト:https://sentozukai.jp/
▼「銭湯図解」著者プロフィール
塩谷歩波(えんや・ほなみ)
1990年生まれ。高円寺の銭湯・小杉湯の番頭兼イラストレーター。銭湯再興プロジェクト主宰。早稲田大学大学院(建築専攻)を修了後、有名設計事務所に勤めるも、体調を崩す。休職中に通い始めた銭湯に救われ、銭湯のイラスト「銭湯図解」をSNS上で発表。これが評判を呼び、小杉湯に声をかけられ番頭として働くようになる。現在、Web媒体の「ねとらぼ」で「えんやの銭湯イラストめぐり」、雑誌『旅の手帖』で「百年銭湯」を連載中。NHKドキュメンタリー「人生デザイン U-29」など数多くのメディアに取り上げられている。好きな水風呂の温度は16度。
▼主催者
「銭湯再興プロジェクト」
銭湯の価値を再定義し新たな文化を作るためのプロジェクトで、総勢70名の個性豊かなメンバーが所属するコミュニティ。
https://camp-fire.jp/projects/view/72875
(Y.FUKADA)