フランスに行って感心してしまうのは「本当にお菓子やスイーツが美味しい！」ということ。見た目に華やかで美しく、甘すぎず、くどすぎず、まさに日本人好みのテイストなのだ。

焼き菓子といえば「カヌレ」と「マドレーヌ」。パティスリーだけでなく、ブーランジェリーでもさりげなく並んでいることもあるので、見つけたら試してみたい。

エクサンプロバンスにはマドレーヌの専門店があり、プレーンやアーモンド、チョコレートなどのマドレーヌをその場で焼いていた。焼きたてのマドレーヌは香りが芳醇で、たまらない美味しさだった。

今回はフランス人からもオススメされた素敵な街、Aix-en-Provence（エクサンプロバンス）をのんびりと歩き回って、焼き菓子やスイーツを堪能してみた。

■ちょっとつまみたい、フランス定番のお菓子
どこのパティスリーでも置いている、定番のお菓子といえば「マカロン」。大きさも、味もさまざまで、カラフルな店内が可愛らしい。

ちょっと立ち寄って、気になった味を店内で食べてみる。日本ではなかなか見かけないフレーバーも試してみよう。

■ゆっくりカフェでくつろぐ
観光めぐりもいいが、ちょっと気になった「Salon de Thé（カフェ）」に立ち寄る余裕も欲しい。フランスはどこのカフェも工夫を凝らしており、派手さのない、おしゃれな店内にホッとする。

ケーキも美しく、どれにしたらいいのか本気で迷う。基本的にケーキの名前とは別に、何を使用しているのか詳しく書かれていることが多いので、それを参考に選ぶのもいい。

■ウィンドウ越しに
いくらスイーツが好きでも、残念ながら全ては食べられない。胃がもう少し大きかったらと思いつつ、ずらりと並ぶ美味しそうなスイーツたちをウィンドウ越しに眺める。

素敵なデコレーションや、地域独自の素朴な焼き菓子などが誘惑してくるが、我慢！

南仏はフランスの中でも値段が控えめなので、ついつい手が出そうになってしまう。

日持ちがする焼き菓子は、ぜひお土産にしたい。

（田原昌）