暖かい季節には、スクーターに乗って出かけるのも楽しい。
台湾のスクーターブランドのキムコが、125ccクラス最大級のボディーサイズを誇る新型スクーター「ダウンタウン125i ABS」を2019年3月11日に発売する。
■ダウンタウン125i ABS
上位モデルである「ダウンタウン350i ABS」と共通のボディを採用しているのが特徴。
250ccクラスのボディサイズと欧州で鍛えられた強固なフレーム剛性により、タンデムライドでも優れた走行安定性能を発揮するほか、前後のディスクブレーキにはボッシュ社製の高性能ABSを採用し安全性の向上を図っている。
◾️125ccスクーター最大級のボディサイズ
兄弟モデルである「Downtown350i」と共通のボディは、一般的な250ccビッグスクーターと同等以上の堂々たるサイズ。
クラス最長となる1,553mmのロングホイールベースによる加減速の際のピッチングの少なさ、大型の段付きシートと広いフロアボードによるゆとりあるライディングポジションによって、これまでの125ccスクーターの常識を遥かに超えるラグジュアリーなライディング体験を約束する。
◾️サスペンション・ブレーキ
ラージボディを支える前後サスペンションは350モデルと共通、φ37mmのテレスコピックフロントフォークと強靭なスイングアームを備えたリアサスペンションにより、タンデムでのハイスピード巡航でも安定した走行が可能だ。
また新たに採用されたボッシュ製高性能ABSは、ブレーキング時のスリップを敏感に感知しスリップを抑制、様々なシーンで安定したブレーキングを可能としている。
ABSはフロントだけでなくリアにも搭載されているので、タンデムライドなどリアブレーキの使用頻度が高くなるシーンでも安心してライディングを楽しめる。
◾️余裕の収納力
大型シートの下にあるラゲッジスペースはフルフェイスヘルメットを2個収納可能、さらにコンパクトなレインウエアやグローブなども収納できる余裕の空間を確保。
ハンドル両脇には蓋つきのグローブボックスを備え、左側のボックスにはスマートフォンの充電に便利なUSB充電器を標準装備している。
◾️スタイリッシュなイタリアンデザイン
イタリア人デザイナーが手がけたアピアランスは複雑な構成で奥行感のあるスポーティーなフロント周り、シルバーの加飾リングが高級感を演出するローンバスタイプのテールランプなど、他のスクーターにはない個性的でスタイリッシュなデザインに仕上がっているのも魅力だ。
エンジンタイプ:⽔冷4サイクルSOHC4バルブ単気筒
総排気量:124cc
最⾼出⼒:10.5kw(14.3PS)/9,000rpm
最⼤トルク:10.8Nm/7,000rpm
変速機型式:CVT
始動⽅式:セルフ式
乾燥重量:164 kg
装備重量:178 kg
全⻑×全幅×全⾼:2,250mm x 780mm x 1,345mm
シート⾼:810 mm
軸距:1,553mm
燃料タンク容量:12.5リットル
カラー:マットグレイメタリック、マットホワイト、パールブラック
(Yuko Ogawa)