半年に1度の“希少種”、100台限定のチンクエチェントが登場

車名のマヌアーレ(Manuale)とは、“自ら操る”を意味するイタリア語。いつもはATモード付5速シーケンシャルしか設定のないチンクに、5速MTによる操る愉しさやスポーティな雰囲気をプラスしたモデルとなる。

搭載するエンジンは、875cc直列2気筒のツインエア。最高出力は85ps/5,500rpm、最大トルクは145Nm/1,900rpmと決してハイパワーではないが、約1トンのボディを軽々とキビキビと走らせる。

また、2気筒ならではの鼓動やフィーリングはいつものATモード付5速シーケンシャルでもゴキゲンだが、自らの意思と直結する5速MTなら愉しさ倍増だろう。ちなみにJC08モード燃費も26.6km/Lと優秀だ。

エクステリアでは、前後バンパーとサイドスカートが「S」専用。さらにサテングレー仕上げのエクステリアパーツをはじめ、ルーフスポイラー、クローム仕上げのエキゾーストパイプフィニッシャー、ダークグレーの15インチアルミホイールなどが、スポーティな雰囲気と気分を盛り上げる。

専用にして限定色の「ポンペイ グレー」も、そのキャラクターにぴったりだ。

一方のインテリアには、「S」専用デザインのファブリックシートやシフトノブ、レザースポーツステアリングホイールなどが奢られる。

■グレードおよび価格
・5速MT仕様
500S マヌアーレ(限定100台)=241万円

・ATモード付5速シーケンシャル仕様
500 1.2 ポップ=199万8,000円
500 ツインエア ポップ=235万円
500 ツインエア ラウンジ=267万円

(zlatan)

画像元:FCAジャパン