2020年には5G(第五世代移動通信システム)の実用化となり、IoTが一気に推進されてると言われている。
そんななか、一足先に最先端のIoTデバイスを1ヶ所に集結させ、近未来のIoT空間が楽しめる体験型宿泊施設「&AND HOSTEL」が、「2018年日経優秀製品・サービス賞」の「優秀賞 日経産業新聞賞」を受賞した。
■「&AND HOSTEL」とは
「&AND HOSTEL」は、andfactoryが運営するスマートホステルだ。
1つのアプリで全機器類を動かせるよう基盤のアプリを独自開発。クラウド上で簡単に宿泊管理できるシステムや客室内で観光情報などが楽しめるタブレットサービスも開発し館内で活用するほか、外販もしていて、ホテル業界で深刻な人手不足の解消のモデルにもなりうる点も評価を受けた。
また、IoT体験だけではなく、宿泊者同士のコミュニケーションが活発なホステルならではの出会いや集いも楽しめる「世界とつながるスマートホステル」であるのも魅力の一つ。
■宿泊サービスの開発
宿泊管理システム「innto(イントゥ)」、客室タブレットサービス「tabii(タビー)」など、「&AND HOSTEL」を運営する中で感じた、人手不足・IT化の遅れによる業務負担などの宿泊業界における課題を解決するサービスも開発。
今後は、IoT体験と「tabii」、「innto」の3つを連携させていくことで、未だかつてない横断的な宿泊施設の運営プラットフォームを構築する予定だ。
ぜひ一足先に近未来のIoT体験をし、ビジネスのヒントを見つけてみてはいかがだろうか。
(Takako.S)