近年はまさに健康ブームだ。
そして、より健康な身体をつくる生活習慣の改善や日常的な健康管理への注目が高まっている。
そんな中、凸版印刷が空間デザイン力に最新のIoT機器を組み合わせ、意識することなく自然に身体情報を取得できる仕組み「ステルスヘルスメーターTM」を開発した。これが面白い!
「ステルスヘルスメーター」は、床材と体組成計を一体化させ製品。
つまり、機器の出し入れや設定の必要性がなく、普段必ず立つ洗面所やキッチンなどの日常動線に設置することで、さりげなく体重・体脂肪率などを計測。身体情報を継続して取得することができるのだ。
しかもこの情報はスマートフォンなどの情報端末で閲覧することが可能なので、生活者自身の健康管理に役立つだけでなく段差や高意匠な色柄の床材で空間デザインにもこだわっている。
自身の健康管理に役立てることはもちろん、長寿社会のいま、不動産事業者や住宅メーカー、医療・介護業界など多くの注目を集めることは間違いない。
「普段の生活の中で健康になれる住まいづくり」を目指す今後の取り組みに期待したい。
(Y.FUKADA)