和菓子の定番、どら焼きに一工夫プラスした斬新な商品が、富山県の老舗和菓子店「中尾清月堂」から登場した。
その名も「ホットドラバター」は、ホット専用のどら焼き。
レンジで温めてトロトロになったあんと、皮に染み込むバターの新食感が楽しめる一品だ。
そもそも「ホットドラバター」が誕生したきっかけは、同店のスタッフの「私の家では、寒い時はレンジで少しチンして子供と食べてます。」という何気ない一言。
それを聞いた和菓子職人が、いつものどらやきを実験的に温めてみたところ、想像以上に美味しかったことから「ホット専用の新しいどら焼きをつくってみては」と開発がスタートしたという。
味は、“小豆あん+バター”の「オリジナル」にはじまり、さらにさっぱりパンチの効いた「クリームチーズ」、食感が嬉しい「アーモンドチョコ」の全3種類。
「オリジナル」は、小豆あんとバターの王道の組み合わせが魅力で、バターは香りを際立たせるためマーガリンを配合している。レンジから出した瞬間の香りが食欲をそそる一品だ。
「クリームチーズ」はクリームチーズの酸味がさっぱりと小豆あんを包みこみ、甘さと酸味の絶妙なバランスが楽しめるのが魅力。
「アーモンドチョコ」は、バターとアーモンドの塩味が効いた味わいがクセになりそうな仕上がり。アーモンドはカリッと歯ごたえが楽しめるようにしっかりとローストしているという。
レンジで温めることで、小豆あんがトロトロ、皮はしっとりふわふわの食感になり、バターがジュワッと染み込むホットドラバターはお取り寄せも可能。
この冬は、ホッカホカのどら焼きで心も体も温まりたい。
中尾清月堂ネットショップ:http://nakaocart.shop-pro.jp/
(Yuko Ogawa)