漆芸・白檀塗を用いた数量限定モデルが【セイコー プレザージュ】より誕生

「セイコー プレザージュ」は、100有余年に渡る機械式時計作りの伝統とノウハウを受け継ぐ、メイド・イン・ジャパンの機械式時計ブランド。

そのセイコー プレザージュから、有明の空を思わせる、独特の飴色を生む、古来より漆芸に用いられてきた技法である「白檀塗」をサブダイヤルに施した数量限定モデルを2018年12月8日(土)に発売する。

■その美しさと実用性が高く評価!
英語で漆や漆器を“japan” と表記されることもあるほどに、「漆」を使った工芸品は日本伝統のものであると認められ、その美しさと実用性が高く評価されている。

ベースとなる黒漆ダイヤルに、伝統的な漆芸である「白檀塗」「蒔絵」を施した本作は、漆芸家 田村一舟氏の審美眼と、脈々と受け継がれる技法と現代の製造技術の融合により実現した、優雅で美しいモデルだ。

■漆を用いた伝統的な技法が描き出す、有明の空の刹那

日本の美意識を体現する本作には、その表現手法として、「金属のダイヤルに敷かれる黒漆」「独特の飴色を生む白檀塗」「優美な金色の蒔絵」と3種におよぶ漆芸を採用。

かねてより、プレザージュで採用されている漆黒のダイヤルは、金属と漆を直接結びつける革新的な製造手法と、平滑面を生み出す古来伝承の技を組み合わせ、何十回も塗りと研ぎを繰り返すことにより生み出されている。

本作では、きわめて製造難度が高い漆黒のダイヤルの上に「白檀塗」と呼ばれる、古来より伝わる伝統的な漆芸があしらわれている。

3時と6時に位置するサブダイヤルの独特の飴色こそ、香木である白檀にその名が由来するとも言われる、白檀塗が有する特有の色味だ。

空に浮かぶ月を思わせる、9時位置の金色の曲線には、漆芸の装飾手法のひとつである「蒔絵」が施されている。

■特別なダイヤルを余すことなく堪能できる、粋な演出
エレガントなフォルムのケースは、艶やかな漆の美しさを引き立てるよう、筋目と鏡面に仕上げを分けた研磨を施す。

ダイヤルを覆うガラスには、どの角度から見ても漆の魅力を損なうことのない、デュアルカーブサファイアガラスが採用され、光の反射を抑えるコーティングも施されている。

また、三日月を模した金色の弓なりがデザインされたシースルーバック仕様の裏ぶたからは、ダイナミックな回転錘の動きや精緻なてんぷの動きが見える。加えて数量限定モデルの証であるLimited Edition の文字とシリアルナンバーが記され、特別な桐箱に収められている。

■商品仕様
品番:SARW045
希望小売価格:270,000円+税
ストラップ:クロコダイル
販売数量:世界限定2,000本
ケースサイズ:外径40.5mm(りゅうず部含まず)、厚さ12.8mm

日本の伝統と技術が組み合わさった雅な逸品。その美しさを、ぜひ手に入れてほしい。

セイコー プレザージュ:https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/presage

(田原昌)