初披露された「モデル3」は、テスラ史上もっともコンパクトかつリーズナブルな量産型。ここからはすべて米国仕様の数値だが、ボディサイズは全長4,694×全幅1,849×全高1,443mm、1充電あたりの航続距離は400km以上をマーク。価格帯は約519万円~723万円となる。
すでに日本で走っている「モデルS」と「モデルX」は、いずれも全長5m×全幅2mクラスで、価格もほぼ全グレードが1,000万円を超えるだけに、モデル3への期待はおのずと大きくなっていく。
バッテリーは例によって、パフォーマンス違いのラインアップが用意される。0-60mph(約96.56km/h)加速・最高速度・航続距離は、「ミッドレンジ」仕様が5.6秒・201km/h、418km、「ロングレンジ」仕様が4.5秒・233km/h、498km、「パフォーマンス」仕様が3.3秒(!)・249km/h、498kmと公表されている。
スッキリとしたデザインは古い概念をすべて削ぎ落したようで、まさにテスラの真骨頂だ。シンプルでありながら人々の目には新鮮かつ印象深く、未来のモビリティを確かに感じさせるだろう。
大人5人を快適に運ぶ移動空間は、先進性や高級感とともに、様式美さえ漂わせる。
薄型の15インチ・タッチスクリーンからは、ナビゲーションやオーディオ、エアコン、パノラミックルーフの開閉など、ほぼすべての機能が集中コントロールできる。キーレスエントリーやスマホ連携といったテクノロジーもお手の物。トランク容量は425Lを確保している。
日本での発売は2019年後半になりそうだが、テスラ社そのものの動向も含め、相変わらず目が離せない存在だ。
(zlatan)
画像元:テスラジャパン
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