今回の改良では、各グレードごとに装備を充実させ、ワンランク上の快適性が与えられている。
具体的には、A5の入門モデル「A5スポーツバック 40 TFSI」を除くすべてのグレードで、運転席シートメモリー機能とドアミラーメモリー機能を標準化。カブリオレでは、それらに加えてエアスカーフも標準とされた。
また、よりスポーティなS5シリーズでは、バーチャルコックピットが標準となっている。
ちなみに前席シートヒーターやMMIナビゲーション、リアビューカメラ、アンビエントライト、アウディドライブセレクト、ACC、アクティブレーンアシストなどは以前から標準装備。今回の改良によって、より隙のない装備内容になったというわけだ。
来年度に遅れてやってくるトップグレード「RS5クーペ」では、タイヤプレッシャーモニタリングの追加と、20インチホイールのデザインが5アームトラペゾイドになる。
「40 TFSI」というグレード名にやや違和感を覚えた方もいるだろうか。そう、A5シリーズのグレード名も、昨年発表されたグローバルでの新ルールに基づいたものに移行している。
これまでは「排気量+エンジンの種類(+駆動方式など)」で表記されていたが、今後は「kWによる出力レベル+エンジンの種類(+駆動方式など)」に統一されていく。
出力レベルは、たとえば「30」は最高出力が81~96kW、「45」は同じく169~185kWといった具合に区切られ、400kWを超えるトップレンジには「70」が与えられる。
というわけで、従来の「A5スポーツバック 2.0 TFSI」は、「A5スポーツバック 40 TFSI」を名乗っている。なお、SシリーズやRSに関しては従来通りの表記となる。
■グレードおよび価格
・11月13日発売
A5スポーツバック 40 TFSI=546万円
A5スポーツバック 40 TFSI Sport=605万円
A5スポーツバック 45 TFSI クワトロ Sport=675万円
S5スポーツバック=891万円
・12月中旬発売(予定)
A5クーペ 45 TFSI クワトロ Sport=675万円
S5クーペ=891万円
A5カブリオレ 45 TFSI クワトロ Sport=765万円
S5カブリオレ=981万円
・2019年第1四半期発売(予定)
RS5クーペ=1,263万円
(zlatan)
画像元:アウディ ジャパン
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