プリミティブな作品がずらり!阪急うめだギャラリーで「アフリカンアート展」が開催

繊細で優美なアートもいいが、時には力強くプリミティブなアートが刺激をくれることがある。

阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリーで2018年11月7日(水)~12日(月)に開催されるのは、「魂の形 アフリカンアート展」。

遺骨籠の守護神(ガボン コタ)

数百年の間に淘汰された民族の根源的な形や表現、そして、生きるための願いがこもった“魂の形”が垣間見られるアフリカンアートにフィーチャーした内容だ。

「オニ」(王)の頭像(ナイジェリア イフェ) ブロンズ 高さ308mm AD12~15C

アフリカンアートのバラエティー豊かでユニークな表現は、ピカソやマティスなど、世界を代表する画家たちをも驚かせ、大きな影響を与えてきた。

女性座像(コートジボワール バウレ) 木に着彩 高さ365mm

同展では、2,500年以上前に作られたナイジェリアのテラコッタ半身像から、12~15世紀にナイジェリアで発達した高度な鋳造技術のブロンズ像まで、約70点を厳選して展示。各民族特有の暮らしや儀式といった文化的背景も併せて紹介し、その魅力に迫る。

マスク「アボゴ・ムオ」(ナイジェリア イボ) 木に着彩 長さ430mm

■アフリカのインテリア雑貨を集めたマーケットも併設

11月7日(水)には、世界有数のアフリカ美術を所有する山梨県「アフリカンアートミュージアム」館長、伊藤満氏によるギャラリートークも(参加費無料、予約不要)。

また、力強く美しいアート作品、アフリカ各地の伝統技法で作られたインテリアアイテムや、カラフルでかわいいテキスタイルのバッグ、世界的コンクールで受賞したチョコレートなど、アフリカの魅力が満載のマーケットも併設する。

「ルイズビィ」ルワンダ バスケットS  税込4,860円 ルワンダ バスケットM 税込7,344円

「魂の形 アフリカンアート展」で、はるか昔の遠い異国の地で生まれた驚きのアートを楽しんでみてはいかがだろうか。

「魂の形 アフリカンアート展」
会期:2018年11月7日(水)- 12日(月)[入場無料]
魂の形 アフリカンアート展
会場:阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリー
*催し最終日は午後6時閉場
www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/gallery_africanart/index.html

(Yuko Ogawa)